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【野戦病院】ミサト監督の挑戦9【奮闘記】
[249]森崎名無しさん:2020/02/19(水) 09:01:42 ID:??? ★人影 *クラブA* ★
[250]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2020/02/19(水) 09:23:33 ID:??? ★人影 *クラブA* ★ クラブA…空気読もうぜ 観客席には車椅子に乗ったカツがいた。 後ろから車椅子を押すサラは心底嫌そうな顔だ。 愛するシロッコを応援しに車を動かそうとしたら無理矢理カツが乗り込んできたのだ。 怪我してんだから大人しくしてろよ。お前がいて何になるんだよボケ。 サラは心の底からそう思った。 もしもこれがジェリドなら一緒にいこうと声を掛けている。 いや、ジェリドなら一緒に連れて行ってくれ、と自分から頼んできただろう。 だがこいつは承諾も無しに乗り込んできた。 ふざけんなよ。 そう思いつつも人の良いサラは断りきれなかったのだ。 サラ「パプティマス様ー!頑張ってー!」 カツの背後からシロッコの応援をするサラ。 なんだかんだといって外道の女。やはり外道らしい。 カツ「サ…サラぁ…」 あわよくば口説き落とそうと思っていたカツは涙に暮れたのであった。 シロッコ「あれは…サラ?あの馬鹿もいるが…」 ジェリド「何しに来たんだ?あいつ。あのサラはお前の女だから話は分かるが。」 士気が上がるわけでも誰かやる気を見せるわけでもない。 カツの謎の行動はガラパゴスイレブンを困惑させただけであった。
[251]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2020/02/19(水) 11:19:21 ID:??? ボールをカテジナが持つ。マークに向かうのはソルスキアだ。 カテジナ「ギロチンってああした輩を粛清する為にある必要悪だと思うわ。」 ソルスキア「そう言うなよ。チームメイトだろ。」 カテジナ「あんな奴に背中任せていると思うとゾッとするものがあるわよ。」 迂闊なドリブルはまた速攻の餌食。カテジナはサイドバックの上がりを見るが、サイドバックは上がらない。 カテジナ「(実質3バックだから仕方ないけど…勝とうという気はあるの!?)」 クロノクル、長沼はDMF、CBにガッチリとマークされている。 この展開を打破するのはサイドからの突破だが、カナディアンマンが使い物にならず実質マイナス一人。 カテジナの判断は… 先着一名様で ★カテジナの判断 !card ★ JOKER…ヤザン「よこせ!こっちだ!」 ダイヤ…サイドチェンジ ハート…自ら突破 スペード…シロッコに戻す クラブ…一か八かクロノクルにパス クラブA…カテジナ「ならばここから撃ってラインを下げる!」
[252]森崎名無しさん:2020/02/19(水) 11:25:47 ID:??? ★カテジナの判断 クラブ7 ★
[253]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2020/02/19(水) 12:02:13 ID:??? ★カテジナの判断 クラブ7 ★ クラブ…一か八かクロノクルにパス サイドからの上がりが無い以上判断はクロノクルに一か八かクロスを上げる事だった。 オフサイドになるかならないか、一か八かの勝負だ。 カテジナ「クロノクル、行くぞ!」 先着2名様で ★カテジナ クロス 70 + !card ★*黒札でオフサイド ★ソルスキア パスカット 69 + !card ★ 攻撃側ー守備側が ≧2…クロノクルパスキャッチ!ペナルティエリアに侵入する! 1…ジェリドがフォロー 0…こぼれ球 -1…バチスタがフォロー -2…止めた!
[254]森崎名無しさん:2020/02/19(水) 12:08:15 ID:??? ★カテジナ クロス 70 + スペードJ ★
[255]森崎名無しさん:2020/02/19(水) 12:10:11 ID:??? ★ソルスキア パスカット 69 + スペードA ★
[256]森崎名無しさん:2020/02/19(水) 12:15:16 ID:??? ハイラインディフェンスを個で崩そうとするのか(困惑)
[257]森崎名無しさん:2020/02/19(水) 12:44:09 ID:??? あ、オフサイドになった
[258]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2020/02/19(水) 12:44:24 ID:??? >>256 おかしいですよ、カテジナさん! ★カテジナ クロス 70 + スペードJ ★ ★ソルスキア パスカット 69 + スペードA ★ オフサイド! ペトレスクが手を挙げる。 ただそれだけで良かった。 ルスト達は一気にラインを上げてクロノクルをオフサイドポジションに追い込んだ。 オフサイド・トラップ。 ペトレスクが得意とする戦術であり…元はガラパゴスの守備戦術の要だった。 オフサイドの旗が上がる…。同時にガラパゴスサポーターからの大ブーイングが飛んだ。 淡々と次に備えるペトレスク。氷野はペトレスクの言葉を思い出した。 『いいか、センターバックはチームの中で一番クールじゃないと務まらない。 相手が攻撃してくるなら反撃の糸口を掴む為に常に戦況を見ろ。 少なくとも俺はそうしてきた。』 経験の浅い氷野にとっても、またルストにとってもペトレスクは良いお手本だ。 カテジナ「ちっ、やってくれる!」 長沼「(潰しておくはこいつか…!)」 アルバトロス守備陣の頭脳。元々は自分たちのチームの頭脳だったのが腹立たしさにも拍車をかける。
[259]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2020/02/19(水) 13:15:42 ID:??? ガラパゴスのサポーター達が歌を歌う。 グリーングラスオブホーム。 帰りたい。我が家に帰りたい。 それはティターンズ介入前のガラパゴスの事である、と現在のガラパゴスの面々は重々理解していた。 故郷に戻る事が叶わない死刑囚が死刑の前に見た僅かな夢の淡いの時間。 それは自分たちでなくアルバトロスが持つ懐かしの我が家。 ギル「哀しみに敵のサポーター達が泣いておるわ。」 ギルは首を振る。 対するアルバトロスのサポーターはノリノリだ。 選手を讃える歌を歌い、千切れんばかりにフラッグを振る。 アナウンサー「もはやどちらがホームか分かりませんねぇ。」 優子「それが彼らの実力なんですよ。」 優子はその声を聞き、長沼がどう打破していくか思案する姿を見ながら自分の選択は間違っていなかった事を確信するのであった。 *優子が長沼に対しての評価をしました。 優子→(見下し)→長沼 女のこうした底意地の悪さ…フッた相手に「いつまでも私にグジグジしてろ」という自信はどこから来るのでしょうね。 ここまで私の物語をご覧の方はお分かりでしょうがこうした奴は大嫌いです。 動かしやすいんですけどね、行動様式を極端にしてやればいいだけですから。
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0ch BBS 2007-01-24