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【野戦病院】ミサト監督の挑戦9【奮闘記】
[593]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2020/03/04(水) 06:57:39 ID:??? ★鍛錬 ダイヤ2 ★ ダイヤ…オルガ、ハルファス グラウンドのゴールマウス前で早朝練習をするオルガとハルファスだった。 オルガのダブルイールに食らいつくハルファスに、早朝から指導に熱の入る黒江。 黒江「ナイスセーブなのですよ!だけどポジショニングが良くないのです!」 ハルファス「はい…」 黒江「一対一の練習をしていますが、そこの状況はイレギュラーなのです! 相手が守伊ちゃん並みのドリブラーだったらどうしますか!そうなる前に止めないと!」 ハルファス「はい…」 黒江「オルガちゃんも!キーパーと一対一なら決めて当然の感覚じゃないとダメですよ!」 オルガ「はい…」 身体を冷やさないよう腿上げをしながら練習を見守る守伊。 直向きに明日を信じて頑張るオルガとハルファス。監督である黒江もこの二人がお気に入りなのだろう。 早朝から指導をし、二人の欠点に対して厳しく言っている。 『2』票で A 僕も参加しようかな B アナマリアに連絡して参加する C 高校生組に連絡して参加する D 邪魔しちゃ悪いのでクールに去る E その他
[594]森崎名無しさん:2020/03/04(水) 07:07:03 ID:UP5iuaCQ B
[595]森崎名無しさん:2020/03/04(水) 07:17:36 ID:jpKLGhwU B
[596]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2020/03/04(水) 08:03:20 ID:??? B アナマリアも呼んで参加 守伊はアナマリアに連絡した後に下に降りる。 黒江「あら守伊ちゃん。守伊ちゃんも早朝練習ですか?」 守伊「ええ、ちょっと早くに目が覚めたので。」 軽くウォームアップの為にスパイクに履き変えてリフティングをする。 オルガ「……。」 守伊はなんだかんだとテクニックはある。 軽くボールをリフトアップし、足の感覚を確かめるようにステップを踏む。 その踊るような動きとボールの描く軌道。 黒江「(アナマリアちゃんがここまでやれたのなら即一軍なのですがね)」 さまざまな選手を見てきた黒江だが、アルバトロスに来てまず驚きを隠せなかったのはポブルセンだ。 次に高校生ならば高見。図抜けたオフェンス能力は今すぐにでもプロで通用する。 奥山も氷野にも驚きは隠せなかった。 天賦の才もあるが、各個人の頭の良さが一番である。 高見くらいの年頃だと才に溺れ道を外す人間が多い。だが彼は真逆。 奥山も氷野も、自分の進むべき道はこれだ、と才に溺れる事無く練習をしている。 だが、黒江の目は違う。 黒江が一軍選手で一番指導したいのは守伊だ。 スピード一辺倒の選手に見えるが、彼を支えているのは膨大な練習量と優れた身体的な素質だ。 スプリントなら元陸上部の氷野すら舌を巻く速さであり、スタミナもまぁまぁ。 後はじっくり戦略眼を身に付ければ…。 だがサッカーに関する事以外のおつむの出来は良くない。 故にレイクローン達や社会人出身とはいえ学歴の無いオルガ。 彼らと共に学び、サッカーのみならず一般的な常識も身につけてほしい。 サッカーのみが人生ではなく、彼らの先はまだ長い。 こうした人間教育もまたアルバトロスにとって必要なものだと黒江は思う。
[597]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2020/03/04(水) 08:21:51 ID:??? 一軍は良くも悪くも緩い。 一人の大人として少年が見做され、その環境に合う合わないが如実に出る。 人間関係で苦労を重ねたシンジ、龍之介、坂崎、織屋、氷野は環境に合うだろうが… 守伊のように『普通の家庭で育ったまっすぐな少年』だとやはり自分に甘えてしまう。 人間的な教育も施し、彼らがアルバトロスを仮に離れても苦労をしないように。 それが黒江の方針であり、試合や結果は二の次。 この意味でも黒江は 『ユース』の指導者なのだ。 特にミサトは実力はあっても人間性に難のある選手を取る事が多い。華崙など典型だ。 寝ぼけなまこを擦りながらアナマリアが同室のヨールカも連れてくる。 昨日深夜まで守伊スレに張り付いていただけにかなり眠そうだ。 ウォームアップをする二人。守伊は… 『2』票で。 A オルガと話す B ハルファスと話す C 二人のウォームアップを手伝う D 黒江と話す
[598]森崎名無しさん:2020/03/04(水) 08:23:00 ID:UP5iuaCQ A
[599]森崎名無しさん:2020/03/04(水) 08:29:12 ID:jpKLGhwU A
[600]森崎名無しさん:2020/03/04(水) 08:33:28 ID:??? 重度のマゾや強化人間やもはや人間かどうか怪しいのも平気で取るからなミサトさんは
[601]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2020/03/04(水) 08:52:00 ID:??? A オルガと話す 守伊「オルガも早いのですね。」 オルガ「だいたい…五時ごろには起きて軽く身体を動かしてる…」 今日はたまたまハルファスも早く起きていた、という。 オルガ「守伊くん…。初夏の匂いがする。」 オルガは守伊の匂いを嗅ぐ。 守伊「そうですか?僕にはよく分かりません。」 よく匂いを嗅がれて困るのですよ、と守伊は苦笑する。 オルガ「シソ科の花の香り…。」 一緒にいて心地よいとオルガは言う。 オルガは15で故郷からアラスカに移り、そこで五年間働いていたという。 オルガ「アラスカの氷の中で…倉庫で仕分けしたり。 サッカーもフットサルくらいしか出来なかったな。」 免許を取りトラッカーになってからはその機会も減り、趣味はサッカーの動画を見る事だったという。 アイスロードで過酷な労働をしてきたオルガにとって今のアルバトロスに不満は無いらしい。 夏は漁をしていたそうで、その関係か潮風の無いここは少し寂しいとも言った。 オルガ「潮風を浴びて…魚獲るのも楽しいものだ。」 そう言い目を閉じるオルガ。在りし日を思っているのか。 守伊「オルガは釣りも好きなのですか?」 オルガ「俺は釣りもするけど投網…。この辺りはブラックバスが多くてつまらない。」 たまにどうしても食べ足りない時に投網をして川魚を焼いているという。 レイクローン10号…綾波尚逸がよく買い付けにきて小金を稼いでいるという。 オルガ「あいつは確かに畜生だけど…外道じゃない。 チームの皆を食わせようと躍起になっている…」 オルガはマッツをそう評した。
[602]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2020/03/04(水) 08:55:12 ID:??? その頃のマッツーー マッツ「おい、またあの猿が夜這いに来ようとしたんだが。 いい加減野生に還していいか?毎朝毎朝シングマンに悪いぞ。」 マッツの部屋の前。そこにはシングマンのショルダーアーマリーでコンクリート詰めにされた吉野がいた。 シルバーマン「仕方ないなぁ…。アロガンドスパークを喰らわせてから野に還すかい?」 マッツ「死体遺棄したらまずいぞ。そんなのよりシングマンにバラバラに…」 吉野「おいいい!!!!」 シングマン「ギラギラギラギラ。任せろ、原子まで砕いてやる。」 吉野「やめろぉぉぉぉぉ!」 ガンマン「だいたい貴様はマッツと関係を持って何がしたいのだ?ド下等。」 先着一名様で ★吉野の考え !zange ★ JOKER…やって言う事を聞かせてレギュラーになりたい クラブA…やれたらいいだけ
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0ch BBS 2007-01-24