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【野戦病院】ミサト監督の挑戦9【奮闘記】
[919]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2021/04/23(金) 20:09:36 ID:??? 少食は氷野、守伊、ギュネイであり、この三名はキッチリと管理されている。 守伊「うっぷ…もう食べきれないのですよ…」 肉汁の滴るようなステーキを二枚。これが守伊への特別メニューだ。 身体を痛め付けて再生させる為の夕食のメニューだ。 守伊が当たりに弱いのも少食の為に絶対的な筋力が足りないからだ。 強化系の薬を抜いたギュネイもそう。タンパク質が必要だ。 氷野もまた少食であまり食事を摂りたがらない。 守伊「オルガ、一枚食べますか?」 オルガ「駄目…頑張って。」 お腹が空くのも辛いが、お腹いっぱい食べさせられるのもまた辛い。 プロレス的にちゃんこ鍋でも良かったが毎日鍋というのに三人は悲鳴を上げたのだ。 「せめてお肉が食べたい」 と言ったのが運の尽き。バチスタ、ガルトーニが南米産の安い牛肉をたっぷりと買い…三人のザマは見ての通りだ。 サシャも菜食主義だったが最近は肉を食べている。 アナマリアは食べられなくはない、という程度であるが肉を食べるようになった。 ヨールカは…ソルスキアはトナカイが好きだと聞いて無理矢理口に入れている。 ハルファスはオルガに付き合ううちに食べきれるようになった。 マッツは金銭的な事情から食べられるものは雑草でも食べる有様だ。 龍之介「いいなー、藍達。毎食ステーキ。」 バチスタ「貴様も食え。細過ぎる。」 龍之介「俺様は今のスタイルキープしたいの。」 こなた「確かに細いよね。ムカつく。」 かがみ「でも筋肉ついてないわけではないし、羨ましい。」 こなた「かがみん食べた分肉になるしね。」 かがみ「うるさい!」 おえ、と口を抑える氷野。ペトレスクが横に座りもう少しだと励ます。食事の時間も練習のうちだ、と教えているのだ。 まさか食事の時間すらもプロを求められるとは、と三人は天を仰いだ。
[920]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2021/04/23(金) 21:35:42 ID:??? 朱紗丸は夜にしか来れないが、夜のグラウンドで彼女の相手をするのはソルスキアだ。 「夜の方が調子が良い」という彼と動き足りないブッキ、そして調整がてら守伊、二軍の選手が相手だ。 オーバーワークは故障のもとだが、二軍の選手たちは少ない練習時間でも必死にやっている。 キャノンシュートで腕をもがれたりなど、スプラッタな光景もあるが。 朱紗丸「くはははは!これしき!」 アナマリア「…スプラッタ。」 鬼というのは事実のようだ。 武琉乃「ああしたのが見たいなら俺でも出来るってばよ。」 その声に皆が武琉乃を見る。 武琉乃「『怪焔王』の流法!」 武琉乃は爪をボールに刺す。ボールはパン!という音と共に砕け散った。 武琉乃「血液を500度まで温度上昇させて垂らす技だってばよ! これを使えばどんな相手だって一瞬でグツグツのシチューに…」 皆「するなぁー!」 朱紗丸「(お、鬼より危ない人間がおる…)」 他は血を起爆剤に使ったり、血液から鉄分を抽出して武具を作ったり、相手の血液から鉄分を操作して内側から壊したりもできるそうだ。 ブッキ「確かに凄い。文字通りに必殺だ。でも武琉乃よ、それはサッカーに使えるのか?」 ジョアン「使い道があってたまるか。」 武琉乃「デスヨネー…」 雷十太は剣技もそこそここなし、理解不能の技を使うから手合わせはするな、と朱紗丸にアドバイスした。 朱紗丸「頼まれたって嫌だわ。」 首をはねられるまで地獄の責め苦を味わうのなんて嫌だ。 武琉乃「俺のこの手が真っ赤に燃えるぅ!勝利を掴めと轟き叫ぶゥ! ばぁぁぁあああくぬェつゥ!ゴッド!フィンガー!」 軽くパスした守伊のボールをさっきの『怪焔王』の流法を使い破裂させる武琉乃。 全員が笑い、そして武琉乃は34号にこってり絞られてボール代を払ったのであった…。
[921]森崎名無しさん:2021/04/23(金) 21:44:50 ID:??? もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな()
[922]森崎名無しさん:2021/04/23(金) 22:03:34 ID:??? 朱紗丸ですらビックリ人間集団のアルバトロスの中では極普通に見えちゃうのが恐ろしい
[923]森崎名無しさん:2021/04/23(金) 22:24:02 ID:??? 武琉乃さんの『怪焔王』の流法で霞んじゃってるけど 鬼の腕をスプラッタにしちゃうキャノンシュートの威力が異常すぎ…
[924]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2021/04/23(金) 23:44:00 ID:??? >>923 朱紗丸の腕はアシュラマン並みに取れやすいです。 龍之介「ところで武琉乃が今まで戦った奴の中じゃ誰が一番強かった?」 武琉乃「サッカーならやっぱりジノとサンターナかな。元インテルのメンバーも凄かったけど。」 バチスタ「ほう、サンターナと対戦経験があるのか。」 オルランド「ジノとも対戦経験あるのかよ。」 武琉乃「ボロクソに負けたけどな。」 ヘルナンデスから教わった諦めない心。サンターナから指摘された自分の基礎体力の無さ。 それは武琉乃の尊敬するライバル達から教わった事として心に刻んでいる。 ジョアン「黄金の世代の中でも彼らは白眉だからな。 ヘルナンデスは私が指導したらミューラーと並ぶキーパーとなっただろうが…あれはあれで良い。 DFを活かし、DFに活かされるキーパーだ。彼こそが世界一のキーパーと呼ぶに相応しくなるかも知れんな。 サンターナはアーサーが鍛えただけあり、立派な芸術品だ。 サイボーグとまで言われている理詰めの選手ではあるが、近年は喜びを取り戻してきたようだ。」 武琉乃「サンターナってそんな凄いのか?」 バチスタ「対戦経験があるなら分かるであろうよ…。 サンパウロ時代は勝てた…いや、周りが勝たせてくれたが、それまでは全敗だ。 リヴァ、ゲルティスと吾輩がいたチームを5-0で破っている程に強かった。」 アナマリア「リヴァ…?」 バチスタ「リベリオだな。今フランスリーグのリヨンにいる。」 守伊「ビッグネームの知り合い多いのですね…意外。」 オルランド「そら同じ国でサッカーしてりゃ顔は合わせるさ。」 ブッキ「友人というだけならば俺だってラツィオ時代の仲間がいる。」 シンジ「ブッキは元ラツィオなんだ?」 ブッキ「あぁ。一年でレンタルに出されちまって主にはBのアンコーナにいたがな。 まぁ紆余曲折あったが俺はアルバトロスに、日本に来て良かったと思うぜシンジ。 いい男や楽しい経験に事を欠かねぇ。イタリアじゃ経験出来ねぇ事ばかりだ。」 たまにイタリアの料理が恋しくはなるがな、と付け加え笑うブッキ。 ルスト「俺もたまにフランス料理が恋しくなるな。」 ソルスキア「あんなの食って味がするのか?」 ルスト「馬鹿を言うな。ポトフとかだよ。日本人だって毎日寿司や懐石食うわけじゃないだろ。」
[925]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2021/04/23(金) 23:54:50 ID:??? 裏話。 武琉乃とまともにやり合って勝てる可能性があるのは2ヘッドドラゴンです。 攻撃力255 攻撃回数32回 命中率99%のFF3FC盤の皆大好き脳筋ドラゴン。 異能を使う前に殺されてはさしもの武琉乃も対処のしようがない。 脳筋ドラゴンが速いか武琉乃が速いかという半丁博打の為、武琉乃の天敵です。 本日はここまでにします。 設定はありながら出していない話を終わりまで書いていこうかと。
[926]森崎名無しさん:2021/04/24(土) 20:00:27 ID:??? ブッキさん、サラダと生ハムとパスタビアンカだけでよく腹減らないなあ…
[927]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2021/04/25(日) 01:38:02 ID:??? >>926 ブッキ「試合後にはたらふく食うぜ。パスタビアンカ150グラムとトマトを大盛りな。」 シンジ「(信じられない食生活だよ…)」 朱紗丸「武琉乃は何か冒険など行った事はあるのか?」 武琉乃「んー…冒険って程の事はしてないってばよ。 砂漠を30キロ走らされた時に魔物に襲われた事はあるけど。」 皆「(充分冒険だろそれは!)」 奥山「武琉乃がいた所ってどこだよ。」 武琉乃「俺は一応国籍はイタリアだけどルーツはバルカン半島のクロアチアだってばよ。 じーちゃんとばーちゃんが根っからのチトー嫌いでイタリアに移民して。南イタリアのプーリア州のレッチェに住んでた。 とーちゃん、かーちゃんが観光客目当ての小さいリストランテしていてよ。 遊んでくれるヒマ無かったんだけど、その時に公園でジョアンと出会ったんだってばよ。」 ジョアン「懐かしいな。」 武琉乃「ジョアンが俺にサッカー教えてくれて、キーパーの楽しさ、凄さを教えてくれたんだ。 そのうちレッチェに入団出来て、すぐ干されて…。でも街のヒーローみたいな扱いだったから ヒーローショーなんかやってたりしたらインテルに引き抜かれたんだよな。移籍金1リラとパルマプロシュート一本で。」 ぶっ!と皆が吹き出す。 アスカ「1リラって…1円にも満たないじゃない!」 武琉乃「でも楽しかったってばよ、インテルの生活。」 世界的な名手のプレイを間近で見て、その実力を体感し。 すぐにトレードされたがその日々もまた宝物だ。
[928]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2021/04/25(日) 01:39:32 ID:??? >>926 ブッキ「試合後にはたらふく食うぜ。パスタビアンカ150グラムとトマトを大盛りな。」 シンジ「(信じられない食生活だよ…)」 朱紗丸「武琉乃は何か冒険など行った事はあるのか?」 武琉乃「んー…冒険って程の事はしてないってばよ。 砂漠を30キロ走らされた時に魔物に襲われた事はあるけど。」 皆「(充分冒険だろそれは!)」 奥山「武琉乃がいた所ってどこだよ。」 武琉乃「俺は一応国籍はイタリアだけどルーツはバルカン半島のクロアチアだってばよ。 じーちゃんとばーちゃんが根っからのチトー嫌いでイタリアに移民して。南イタリアのプーリア州のレッチェに住んでた。 とーちゃん、かーちゃんが観光客目当ての小さいリストランテしていてよ。 遊んでくれるヒマ無かったんだけど、その時に公園でジョアンと出会ったんだってばよ。」 ジョアン「懐かしいな。」 武琉乃「ジョアンが俺にサッカー教えてくれて、キーパーの楽しさ、凄さを教えてくれたんだ。 そのうちレッチェに入団出来て、すぐ干されて…。でも街のヒーローみたいな扱いだったから ヒーローショーなんかやってたりしたらインテルに引き抜かれたんだよな。移籍金1リラとパルマプロシュート一本で。」 ぶっ!と皆が吹き出す。 アスカ「1リラって…1円にも満たないじゃない!」 武琉乃「でも楽しかったってばよ、インテルの生活。」 世界的な名手のプレイを間近で見て、その実力を体感し。 すぐにトレードされたがその日々もまた宝物だ。
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0ch BBS 2007-01-24