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【野戦病院】ミサト監督の挑戦9【奮闘記】
[941]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2021/05/03(月) 22:31:44 ID:??? 選手待遇であるレイクローンや、職を持つレイクローンには寮でも個室を与えられている。 寮費は取られるが、職なしのニートレイクローンたちのように避難所のようなところに寝泊まりしなくていいのは良い。 プライバシーは尊重され、そして自分の趣味の物を持ち込んでも文句はあまり言われない。 言ってくるのは寮の管理人を任せられたクローン98号くらいか。 久々にアンプを繋いでマッチングヘッドのジャガーを掻き鳴らすアナマリア。 サシャ「ジミヘン…スパニッシュキャッスルマジック…」 アナマリア「そう…」 普段はサルサなどを好むがアナマリアはブルースなどもかなり好きだ。 サシャはバーベルを上下させる。 アナマリア「…あなたは筋トレ?」 サシャ「そう…いつでも筋肉をエキサイトさせていないと…」 サシャのフィジカルは軍用だけあり凄まじいものがある。そこに甘んじないのは彼女の凄さだ。 サシャ「適当に弾いて…そのリズムに合わせて腕立てをするから…」 アナマリア「分かった…」 ぴろろろろろろろ!じゃーん!ぴろろろろろろ!じゃーん!ぴろろろろろろ!じゃーん! サシャ「…あなたはとても意地悪…」 サシャは歓迎されていない事を悟りアナマリアの部屋を見る。 アナマリアの神であるカルロス・バルデラマの等身大ポスター、そして音楽用品。 ちょっとしたスタジオのようにも見えるが、これの大半は34号がジャンクを仕入れ直したものだ。 それを安く売り捌き小銭を稼いでいる。 ふと嗅ぎ慣れない匂いがし、匂いのもとはどこかと見回るサシャ。 匂いのもとはアナマリアの机の上にあった。 ラベンダーの香りのローションやボディクリーム、香水。守伊の実家のものだ。 サシャ「…それは?」 アナマリア「守伊くんに貰えた…」 サシャ「私も欲しい…」 アナマリア「駄目…」 シャンプーもリンスも貰ったがレイクローン達にハイエナされたのだ。 残ったローション、ボディクリーム、香水は誰にも渡すつもりはないアナマリア。
[942]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2021/05/03(月) 22:58:02 ID:??? 二人が火花を飛ばす間、ヨールカが部屋へと来た。 ヨールカ「あなた達…何してるの…」 アナマリア「泥棒と…戦ってた…」 サシャ「失礼…」 ヨールカはそう、と言うと顔にクリームを塗りぺしぺしと頬を叩く。 サシャ「それは…?」 ヨールカ「ソルスキアに…貰った。彼の故郷の会社のクリーム…」 日焼けなどで肌のケアはこまめにしろ、と言われたのだ。 同じ物をたっぷり買い込み、ヨールカの棚の一角を独占している。 彼女の部屋は爽やかな北欧スタイル。壁紙などにも拘り家具にも拘っている。 ハルファス「騒がしい…早く寝て…」 ハルファスもまた活性炭を顔に塗っている。 アナマリア「ハルファス、それは…?」 ハルファス「ナチュラシベリカのクレンジング…」 ヨールカ「あなたのも…とてもいい香り…」 アナマリア「守伊くんの実家の化粧品…」 ハルファス「ラベンダーの香り…。私のは松の実とか…サジーの成分…」 ヨールカ「私のも…いい香り…」 アナマリア「うん…」 三人で自分の持つ化粧品の話をする三人。そこに取り残されるサシャ。 アナマリア「好きな人の故郷の香り…」 ヨールカ「分かる…」 ハルファス「身に付けてると…何かポカポカする…」 それぞれに思い人は違えど自我が芽生えそれぞれに乙女心を有しているらしい。 サシャ「……」 取り残されしはサシャ。 花の香りのする三人に対し自分がするのはせいぜい汗の匂いだ。 オルランドは別にそうしたものに関心は無くナチュラル好みである。が。 周りがそうしているならば自分もそうしたいのが乙女心だ。
[943]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2021/05/03(月) 23:09:38 ID:??? 更によくよく見てみると… アナマリアはラテンを愛する彼女らしく切れ込みの深い下着を着ており それぞれに拘りのあるインナー、そして服を着ている。 一方サシャは…。 しまむらにあった特売のスポブラに三枚680円の下着だ。 サシャ「(…大ピンチ?)」 最早女子力でこの三人に勝てる気がしない。 サシャはまだ話し込む三人の乙女を背にひっそりと部屋を出たのであった。 ーー 寮には珍しい人物がいた。 34号に手に入れた珍妙なオーパーツを売りに来たマッツだ。 マッツ「…どうした?」 サシャ「うるさい…」 マッツ「こう見えてアイドルの端くれ…何か相談に乗れる事なら乗る…」 普段なら無視する一言だが、サシャはその言葉に頷いた。 ーー マッツ「成る程…香りか…」 サシャ「あなたは何か使ってるの…?」 マッツ「ライブの前は支給品の化粧品を…。」 サシャ「ファッキューマッツ…」 どんよりと落ち込むサシャ。 マッツ「…イタリアの匂いといえばレモン…あなたはレモンの香りをさせるべき…」 そこに通りがかった34号がニッコリとレモンを出す。 34号「シチリア産のレモン…。お値段1キロで1500円…」 サシャ「買った…」 マッツと34号が握手する。そしてマッツはバックマージンとして100円を受け取った。
[944]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2021/05/06(木) 01:02:38 ID:??? しかし買ったまでは良いが、果たしてこれをどうしたら良いのか。 サシャ「…ひとまず齧る…?」 がり、と齧ってみたが…酸っぱさから悶絶をした。 サシャ「いや…あの三人は香りがしていた…」 サシャはジョッキにレモンを絞る。絞るのは勿論握力だ。 サシャ「これを塗る…そうすれば私も教官殿に…」 翌日。 黒江「サシャちゃん動きが悪いのですよ!」 サシャ「わ、私の肌が…エキサイトしている…」 アナマリア「真っ赤…」 ヨールカ「何をした…」 ハルファス「サシャが茹で蛸みたいになってる…」 レモン汁を肌に直接塗るのはお勧めしない。肌が焼けやすくなったりpHの変動がある。 寮でうんうん唸るサシャにオルランドが来た。 オルランド「おい大丈夫か?ファルマチーア(薬局)で買った日焼け止めの残りだが塗るようにな。」 サンスクリーンをオルランドが置く。 守伊「あれ?アナマリア使ってくれてるんですね、ラベンダーの香水。」 ソルスキア「ヨールカ、使ってくれているんだな。」 オルガ「…懐かしい匂いがする。」 レイクローン達もそれぞれの恋愛模様があり、それぞれに悲喜交交のようであるのであった。
[945]森崎名無しさん:2021/05/06(木) 07:47:59 ID:??? レモン汁を肌に塗ったらそりゃ赤くかぶれますな
[946]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2021/05/07(金) 11:18:50 ID:??? 吉野「やべぇよ…やべぇよ…このままでは負けちまう…」 サタン「何を言うか。オールS、特能満載の私がいるのだ。自信を持て。」 サタン様 165km/h 4オールS 一発、ガラスのハート、軽い球、シュート回転、四球、スロースターター、短気、寸前、ノミの心臓、負け運、乱調 打たれ強さ、対ピンチ、クイック、対左打者、ノビG 吉野「…おい、お前変化球は?」 サタン様「ストレートが一番打ちにくい球なのだろう?」 吉野「いや間違ってないけどな。お前何?160km/hの棒球投げるバッピか?」 サタン様「何を言うか。フィジカルは最強だ。」 吉野「…マジやべぇわこりゃ。」 盾の勇者「いい球だがくせ球だな。シュート回転だ。」 サタン様「ふむ、ならもっとそっちに回転を与えたらシュートを習得出来るか?」 ドン太郎「高速シュートだな。」 盾の勇者「カミソリシュートだな、これは。」 吉野「ボール1個分曲がるカットボールのシュート版じゃねぇかよ…」 *サタン様が高速シュートをマスターしました。あんまりストレートと変わらない棒球です。 吉野「まだ助っ人がいるな…来てくれそうなのは…」 先着一名様で。 ★助っ人 !card ★ JOKER…森の求道者、魔王 ダイヤ…猿野天国、沢松 ハート…与那覇わたる、宮城正 スペード…茂野大吾、関鳥星蘭 クラブ…ビッグボンバーズ推参 クラブA…腕ブンブン丸(試合はディゲームの為参戦不可)
[947]森崎名無しさん:2021/05/07(金) 11:21:35 ID:??? ★助っ人 ダイヤ8 ★
[948]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2021/05/07(金) 11:27:23 ID:??? ★助っ人 ダイヤ8 ★ ダイヤ…猿野天国、沢松 吉野は携帯電話を手に取る。前に試合した時に妙に話が合った男がいたのだ。 猿野「えぇー…めんどくせぇからパス。」 吉野「いや頼むよ!お前の夢のハーレム実現してる奴もいるんだよ!」 猿野「何!?」 沢松「天国、何だって?」 猿野「男の敵がそこにはいる…!ハーレム狩りじゃー!」 沢松「(ハーレム狩り!?)」 先着一名様で。 ★猿野の能力 !zange ★ JOKER…連載終了時 クラブA…初期のパワー馬鹿
[949]森崎名無しさん:2021/05/07(金) 11:30:18 ID:??? ★猿野の能力 *クラブA* ★
[950]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2021/05/07(金) 11:51:25 ID:??? ★猿野の能力 *クラブA* ★ クラブA…初期のパワー馬鹿 もうダメみたいですね。 ーー 所は変わり東の海。 ジャックス「春の海…ひねもすのたりのたりかな…です。」 ゾロ「なんでまたひねもすと書いて終日なんだろうな。」 ジャックス「さぁ…」 チョッパー「ひねもすって怪物だったら嫌だろ!」 ウソップ「怪物!?人の言葉を理解してやたらと丁寧な言葉で喋ったりか!?」 ルフィ「何ぃ!?それならひねもす退治だな!」 ロビン「…終日を倒してどうするつもりなんだか。」 ナミ「しーらない。夜の世界がお望みなんでしょ。モリアと同類ね。」 ギャハハ、と甲板で笑い声が響く。 麦わらの一味との時間は確実にジャックスの心を癒し、選手として一皮剥いた。 実力ではない。精神的な側面である。 船医のチョッパーはじっくりとジャックスと向き合い、闇を払っていった。 そしてチームメイトからの信頼。ジャックスはチームメイトとの絆を改めて知ったのだ。 ジャックス「…もうすぐこの生活も終わり…です。」 出場停止期間が明ければ再度奥多摩へと戻る。 その前にやる事は海賊トーナメントでの優勝だ。 東の海では敵無しの麦わらの一味だが、海軍相手では流石に星取りも悪い。 しかしジャックスが加わり脆かった守備がテコ入れされ、今では海賊リーグ有数の強豪である。 ブルック「攻撃重視の海賊リーグですが、守備が強いとかなり変わりますね。」 フランキー「どうしたって攻撃が重視されるからな。」 ロビン「インテリジェンスのあるDFが一枚いたらどれだけ心強いか、わね。 守備に不安が少なくなると相対的に攻撃に集中しやすくなる。」 本気でアルバトロスに獲得のオファーを出すか悩む麦わらの一味であった。
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0ch BBS 2007-01-24