※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
ミニ劇場
[193]森崎名無しさん:2023/02/10(金) 15:31:12 ID:u5RXbKcg 2.ティルにどうしたいか聞く フラウは迷ってしまう。 こんな大事な事を自分一人で決めてしまって良いのだろうか? …いや、多分一番はジュニアと話すことだろう。 そう決めたフラウはまずは移動を提案しそれは向こうの意向と同じだったようで、数時間歩いたのち、 ジュニア「フラウ、よかった…ってティル?…ティルじゃないか…よかった、心配してたんだぞ」 霧のような砂塵のような不思議な物体によって遠目が効かない状態だが、フラウはほぼ一直線にたどりつき、 ティルとジュニアは長く離れていた状態からようやく再会できたのだ。 そんな感動する場面でもティルは特に感傷的にはならず一方的に放す。 ティル「マスター、お久しぶりです。ですが、秋津姫から『諦めろ』と言われたのでしょう?」 ジュニア「俺は俺の意思でここに来た。おまえを迎えに!」
[194]森崎名無しさん:2023/02/10(金) 15:33:32 ID:u5RXbKcg ジュニアにとってはどれだけ待ち望んだ状況だっただろう。 2.3年の間に紡ぐ縁は小学生には人生の何割になるだろう。 それらの事や生死をかけた出来事の多さで言えば一番深いところに彼女はいた。 だから、神の啓示だろうが構わずここまでやって来たのである。 スサノオ「んー、君の言いたいことは分かる。ワシも全てを捨てて母に会うため根の国へ来たのだし」 突然、横から槍が突き刺さる。目の前には明らかに自分の数百倍… いや、存在そのものが純粋な力の暴力たる神…純然たる神…それは天から降りる形を取る秋津姫とは違い 神そのものの力…もし能力を可視化することができるのであれば無限と表示するしかないような、バケモノだった。 ジュニア(これは無理だ。幾つもの災厄を見たし、どうにか出来ると思っていた…だけど… これは…彼が生かしてくれているから自分は生きてる、というレベルだ) それは威圧ではなく純然たる存在の違いた… だからジュニアには、 ジュニア「ティルはどうしたいと思う」 と、聞くしか出来ない。
[195]森崎名無しさん:2023/02/10(金) 15:36:01 ID:u5RXbKcg そして、その結果…言わずとも分かるだろう。 ティル「会いたければ、こちらから参りました。それが出来ないのはこの身体が既に魔の者なってしまったから…」 スサノオ(意外とつまらん会話じゃったな。自分の我を通すればまた違う道もあったろうに) こうして短い逢瀬も終わり、黄泉比良坂から去っていくことしか出来ない、一行だった。 〜〜〜 ジュニア「………」 フラウ「では、後は紫乃さんとドラミさんの様子ですね。」 黄泉比良坂から一言も発せず、無言のジュニアの代わりに次の場所…富士へと歩を歩むのだった。 〜〜〜
[196]森崎名無しさん:2023/02/10(金) 15:39:08 ID:u5RXbKcg 〜〜〜 後の東海道 そこで意外な話が聞けた。 町人「あの織田信長と武田信玄が小競り合いしてるって!」 フラウ「え?今、なんと?織田家は小さい国では…」 そう、まだ歴史は大きくうねるには早かったはずである。 町人「へ!?おまえさんお上りさんかい?…ああバテレンさんなら知らずで当たり前か。 いいかい、今川家を一戦で落とした織田は斎藤を続けて撃っちまった。更に浅井、朝倉を破竹の勢いで潰して、 上洛しようかって大大名だよ。それを唯一倒しえるのが武田信玄ってなわけさ」 フラウ「え?あ、あの…その織田家には明智光秀様はいらっしゃいますか?」 町人「ああ、明智様と言えば織田信長の懐刀。猿と表される羽柴様と功を争ってるお方。」 フラウは混乱している。せいぜい1カ月前に出会った頃は、朝倉家の食客だったのだ。 時間がどう考えても合わない。 〜もしかして〜
[197]森崎名無しさん:2023/02/10(金) 15:41:45 ID:u5RXbKcg 〜もしかして〜 フラウ「尼子家ってどうなってるか分かりませんか?」 町人「あ〜西の方では毛利と覇権を争ってるとか、滅亡寸前からゾウ部隊や燃える水による逆転に次ぐ逆転だね」 フラウ(もしかして、時間の先に飛び越えた?) そう、最低でも3.4年、いや6.7年位時間にズレが存在している。 フラウ(やっぱり根の国までは行かなくても黄泉比良坂では時間が早いと考えて間違いないですね。) 確かに精神世界やこの世とは異なる世界にいると時間の概念が変わる事はよくあることだと妖精の知識で知っていた。 が、あくまでそれは彼女のいた世界(ティルナノーグらしき世界)の話でこの世界では違ってると思い込んでいたのだ。 どうしますか? 1.このまま富士へ 2.織田(明智)へ向かう 3.武田信玄かへ向かう 4.尼子へ向かう 5.その他 先にID表示で二票入ったものを選択します。
[198]森崎名無しさん:2023/02/10(金) 19:41:15 ID:6G+3TVe+ 3
[199]森崎名無しさん:2023/02/10(金) 21:50:59 ID:5mx3NTa2 3
[200]森崎名無しさん:2023/02/11(土) 19:12:46 ID:RlP7hw6U 3.武田信玄かへ向かう フラウ(確か私の記憶通りなら、武田信玄は、織田信長と戦うことなく寿命で死んだはず) だが、この世界では既にいろいろと歴史は変わっている。ならばこれも歴史の『あや』と考えて間違いないだろう。 フラウ「貴方様、富士へ向かう途中武田信玄の陣へ行ってみますか?」 今だ放心状態のジュニアに聞いてみる。 ジュニア「………あぁ」 おそらく、行ってみますかではなく、行かないで様子を見ましょう、でも同じ答えだったろうな… と、自分の聞き方が至らなかった事にすみませんと思いながら歩を動かす。 〜〜〜
[201]森崎名無しさん:2023/02/11(土) 19:14:07 ID:RlP7hw6U 〜〜〜 富士の麓 普通に考えれば陣に近づくだけで手打ちになりそうであったが、それは意外な人物によって遮られ二人は不要な血を流す 必要は無かった。 フラウ「え!?ドラコ?……いえ…まさかドラミさんですか?」 ドラコ?「パパ…今までどうしてたの!何であれから5年もどこに行ってたの?」 フラウ「5年ですか…浦島太郎の気分です。それはそうと、ドラミさんが何でここにいるのですか?」 ドラミ「何言ってんの!私たちは2年富士のコノハナサクヤに保護してもらってたんだけど、あまりにも反応がないから 出てきたんだよ。そこで信玄さんと出会ったんだけど、その対処で紫乃ちゃんとケンカしちゃって…」 フラウ「対処?というと?」 ドラミ「私は信玄さんが今にも死にそうな体調だったから助ける事を… だって死にそうな人を助けるのは当たり前のことでしょ」
[202]森崎名無しさん:2023/02/11(土) 19:15:07 ID:RlP7hw6U フラウ「それでは、歴史の流れを知っている紫乃さんは助けなかったと…」 ドラミ「例え歴史が代わったとしても、人を助ける力を持っているのに行使しないのはやっぱりおかしいよ。」 フラウ「と言うことは…もしかして…」 ドラミ「うん。紫乃ちゃんは織田信長に手助けし始めたから、私はせっかく助けた信玄さんを無為に出来ないから…」 フラウ「これは…一番いけないのは、5年もほったらかしにした、強さん…引いて言えば私の罪ですね。」 まだ放心中のジュニアを無理やり(方法はご想像のはままです)こちらの世界へ戻すと… 1.ドラミに加勢する 2.紫乃に加勢するため織田家へ 3.どちらに着くことも出来ない。(消極的中立) 4.その他 先にID表示で二票入ったものを選択します。
[203]森崎名無しさん:2023/02/12(日) 14:21:47 ID:PYN/1mgU 1
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24