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[30]森崎名無しさん:2022/11/22(火) 13:06:54 ID:??? いくらなんでも時代設定が無茶なんよ
[31]森崎名無しさん:2022/12/01(木) 03:19:08 ID:??? 戦国武将の名前を書けば再開してくれるかな? 斎藤道三
[32]森崎名無しさん:2022/12/02(金) 21:27:23 ID:??? いや、実はある程度書いてるけどアプリゲームにはまってて、スマホで打ち込めないという二律背反にはまってまず
[33]森崎名無しさん:2022/12/02(金) 21:31:11 ID:??? 小田jr *小田jrの野望21辺りの人物紹介を参照下さい そこは既に捨て置かれた一冊の本。 だが、幾多の虫に喰われボロボロになりながらもその中には戦士たちは残っていた。 その姿は襤褸を着ており幾拾の戦いをくぐり抜けた印とも言うべき傷を負いながら。 ジュニア「くっ!これで後一匹!!」 その男…いや、少年といった方が似合う男は右手に持つ無骨な剣を振り落とし、眼前の竜としか表現できない不思議なものの命を止めた。 春名姫「お父さんムチャしすぎ!命は替えが効かないんだから、本当にもう!!」 …ポワ!! 絶世の美少女と言っても過言ではない、少年と同年代の女性は男の傷に優しく触れると次の瞬間、その傷は嘘のように消え去る。 ジュニア「すまない。春名姫が戻ってきたおかげで多少ムチャをしてもこうして治してくれる」 はじめは一匹狩るだけで生死の中に…という事はなく彼の脇には可愛い妹と美しい嫁が控え 彼の剣として盾として彼の命を救っていた。
[34]森崎名無しさん:2022/12/02(金) 21:34:30 ID:??? フラウ「顕現できる最後の神様なんだから、春名姫様はもっと自愛して簡単な治療魔法なら私がしますから」 という美しい嫁。元ドライアード…つまり木の妖精たる彼女は確かに魔法の素養はあったが人間に概念その物が変わっており、 ドロッセルという不思議な老人からもらったペンダントから力を借りることで初歩魔法ならなんとか使えるようになっていた。 紫乃「そうなの。でも後一匹…。それを倒して…春名姫様の言っていた、もう一つの世界に戻って全ては元通りなの」 そう。彼らは全て終わった世界に残っていた魂の残った人間であり、唯一の希望であり、願いであり、最後の望みでもあった。 つまり、ジュニアの心残りが生んだ本の最後のページが具現化された…いや、それすら違うのだが、彼と彼女らはそう信じていた。 そして彼らはその心残りを断ち切るためこの地で悪夢の全てを撃つ無間地獄にも似た…しかし、 有限と呼べる数にまで減らし、最後の一体を残すだけだった。 〜〜〜
[35]森崎名無しさん:2022/12/02(金) 21:36:12 ID:??? 〜〜〜 ジュニア「ああ、これで俺たちの仕事は終わり世界は元に戻る」 場所は今まで生死を分けた戦場から離れた人里だった。人里と言ってもゴーストタウンで既に電気や水道は生きておらず、 コンビニからカップラーメンやペットボトルをもらい、 ホームセンターから簡単な衣食住セットを手に入れ暮らしていた。 ドラミ「パパ!お帰り!!」 この子はドラゴケンタウルスという聞きなれない種族なのだが、ジュニアが見つけた卵から生まれた娘の様なものだ。 ジュニア「ああ、ただいま。拠点守りなんて能力からは見合った役じゃないけど、漸く残り一体。 だから次からは最初から付き合って貰うよ」 頭に手をのせ、ガシガシと親愛の挨拶をする。 春名姫「さて…最後の敵はなんとなく思ってた通り富士の祠。あの忌まわしい場所よ!」 彼女は神の目…分かりやすくいえば高次元から直接3次元を視るという、 ほとんどいや、神故のチートで最後の敵の位置を正確に言い当てる。 ジュニア「そうか。やっぱりその場所が相応しく、因縁故か。」 ドラミが火を点けていた焚き火の前で座って短くそう答えるジュニア。 そしてその日は終わる。 〜〜〜
[36]森崎名無しさん:2022/12/02(金) 21:40:02 ID:??? どうやって戦国時代に飛ぶか等は考え付いてあります。ただまだ書くべき描写が多すぎでちょっとすぐには投下できません。
[37]森崎名無しさん:2022/12/02(金) 22:01:42 ID:??? 〜〜〜 次の日 夜明けから空を飛べる、ドラミとツクヨミと名を付けられた幻獣に乗った紫乃、春名姫の3人を先頭に決戦の地へと向かっていた。 名を持たない幽鬼を鎧袖一触で切り裂くと、後ろの人間たちの安全を確認する。 ジュニア(しかし、紫乃だけじゃなくドラミも強くなったな…) しみじみとそう思いながら羽根を持たないジュニアはフィールドに聖痕を打ちながら… たったそれだけで地を這う幻獣を消し去りながら突き進む。 春名姫「さて、この辺かな」 先頭グループの一人である神たる彼女はうっそうと繁っている森林の一角に楔を打つとその空間は一気に変わってゆく。 そう、その場所は全ての始まりの地。ようやく、その場所へ行くためのファクターを集めつくし この行動のために彼女は終わった世界に戻って来たともいえる最重要行動である。
[38]森崎名無しさん:2022/12/02(金) 23:17:36 ID:??? さて、世界は変わる。 空の色は青ではなく赤。 深い緑の森林は変わらないがその意味合いは変わり既に光合成の機能は成されない。もちろんこの周辺での事ではあるのだが。 そして…その中心にはイワナガの祠が鎮座されていた。 ジュニア「ここか…ここに最後の厄があるんだな」 その地を踏むのは躊躇しかない。…その理由すら思い出したくない…から彼は厄としか言わない。 フラウ「ここね。ここなのね。だからこそ私は…ここまで付いてきた」 紫乃「やるしてない、の」 ドラミ「あたしは…パパの助けになるなら…」 そうして、もう一度歴史は繰り返す…
[39]森崎名無しさん:2022/12/02(金) 23:20:15 ID:??? 祠の中には最後の厄がいた。 ジュニアにとって絶対に見たくない彼女を… 彼女は美しかった。そう、かった。のである。 昔と変わらないのは黒目がちな瞳。 少し前まで透明な一対の羽根…それは今では様座な厄を取り組み、西欧ではドラゴンと呼ばれるに相応しい形をしており、 その体は相変わらず何も着けてはいないが、すでに妖精のそれとは大きく異なり…まさに異形と呼ぶに相応しい姿がある。
[40]森崎名無しさん:2022/12/02(金) 23:22:11 ID:??? ジュニア「ティ…ティル」 今まで厄としか呼ばれていない最後の災厄の正体は…あの戦いの唯一の戦死者であり、その場に器と魄が落ちてしまった彼女であった。 ティル「やはり…ここまでたどり着けましたのですね」 それの声はまだその時と変わっていないものだった… フラウ「2号さん!どうして…どうしてそんな役目を…」 ドラミ「ティル…ティル!!」 春名姫「私の…私のせいなのでしょう!その日は場所から救い出すのが…私がその場所に戻るのが一番だから…」 各人の思想と行動は違う。だから最初に動いたもの…つまりは春名姫の勝ちである…それが何を意味するのかは別として。
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0ch BBS 2007-01-24