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キャプテン森崎3
[102]マロン名無しさん:2005/09/07(水) 12:06:28 ID:???
三杉殺し・・・
どんな技なんだw
[103]1 ◆BPXgDhLGHk
:2005/09/07(水) 17:43:27 ID:???
6+3+2+2+7=20
> 0・・必殺スキル「三杉殺し」を習得。
森崎は夕食も、明日の試合に備えてのミーティングも、
全て上の空で、ある思案に暮れていた。
そう、「三杉の秘密」の扱いについてである。
・・恐らく、他メンバーに伝えたところで
逆にあいつらは心臓病の三杉を気にしてしまい、
試合の士気が下がる可能性が高い。
と、なると俺だけの秘密として活かしておくのがいいが・・
何かこうもっと積極的な作戦をここから組めないものか・・
省11
[104]1 ◆BPXgDhLGHk
:2005/09/07(水) 17:48:47 ID:???
〜翌日〜
弥生は悩んでいた。
昨日、敵チームの南葛キャプテン、大空翼に
愛する三杉キャプテンの秘密を話してしまった事を・・
この事を知ったら、キャプテン軽蔑するかしら・・?
逆に弱点として利用されたらどうしよう・・
自分のとった軽率な行いに後悔し、昨晩はほとんど寝る事ができなかった。
弥生「ふぅ・・悩んでいても仕方ない・・キャプテンならきっと今日も勝ち進んでくれるわ!」
省26
[105]1 ◆BPXgDhLGHk
:2005/09/07(水) 18:01:50 ID:???
〜弥生ちゃんへ〜
昨日は貴重な情報ありがとう。
今日は僕も絶対負けられない試合なんだ。それは昨日も言ったよね?
そこで弥生ちゃんにお願いがあるんだ。
できる限り、今日の試合で三杉くんの足を引っ張って欲しい。
弥生ちゃんも三杉くんに無理をさせて病状を悪化させるより
今日の試合でスッパリサッカーを諦めて普通に付き合ってみたいよね?
何より、昨日の話を正義感の強い三杉くんが知ったらどう思うかなあ・・
それじゃあよろしくネ!
省16
[106]1 ◆BPXgDhLGHk
:2005/09/07(水) 18:08:34 ID:???
〜試合会場〜
実況
「大観衆を集めました、ここよみうりランドサッカー場!
注目の第一試合は、右エンドに北北海道代表・ふらの
そして左エンドには、埼玉代表・明和
両チームの選手が早くもグラウンドに散っております。」
実況
「さァ、審判のフエが鳴り、明和のキックオフで試合開始です!
果たして念願の決勝にコマを進めるのは、どちらのチームでしょう?」
ワー ワー
[107]1 ◆BPXgDhLGHk
:2005/09/07(水) 18:14:32 ID:???
〜グラウンドの外れ〜
【南葛SC、直前のミーティング中】
城山監督
「いいか、武蔵はなんといっても三杉淳のチームだ!
しかし、その三杉は この大会、今まで温存されているのか
毎試合、ほんの数十分しか出ていない。
その為、データも完璧といえないが・・
うちが勝つためには、なんとしても その三杉を封じ込めなければならないんだ。」
城山監督
「いいか、三杉が中盤に下がっている時のマークは浦辺と井沢、
省17
[108]1 ◆BPXgDhLGHk
:2005/09/07(水) 18:18:03 ID:???
城山監督
「そして、攻撃はいつものように翼を中心に
できるだけ多く点を取っていくんだ!
今日の試合、1点1点が非常にモノをいってくるぞ!」
南葛の面々「はいっ!」
翼「よし!勝負だ三杉くん!!」
森崎(こころの声)
「・・また攻撃は翼オンリーの組み立てか・・
もうちょっと他の面子の事も考えてくれよ・・
しかし、まあ今日の試合は俺の完璧セーブで南葛が無失点なのは
省4
[109]1 ◆BPXgDhLGHk
:2005/09/07(水) 18:23:41 ID:???
【同じく武蔵FCのミーティング場所】
武蔵監督
「・・・以上のデータから見ても
南葛は今までにない強いチームだ。
そこで今日は本人の申し出通り、三杉をスタメンからフル出場させる。」
一ノ瀬「えっ?」
真田 「キャプテンが?」
三杉
「監督が言った通り、今日はフルタイム出場する。
それは南葛が今までの相手とはまるで違う実力を持っているからだ。
エースの翼くんはもとより、他の選手も うちの千人の中から選ばれた
省10
[110]1 ◆BPXgDhLGHk
:2005/09/07(水) 18:27:02 ID:???
武蔵ミーティング後・・
弥生「キャ・・キャプテン・・」
三杉「ん?どうしたんだいマネージャー。」
弥生「あ・・あのあの・・頼まれていたスパイクの手入れと・・
あと、これ・・わたわた、私が作ったオリジナルドリンクです・・」
三杉
「やあ、ありがとう。じゃ、これも後で飲んでおくよ。ありがとう。」
弥生「あ・・・・・・・・・・・。」
三杉はスパイクとドリンクを手に取ると
足早にその場を去っていった・・
省2
[111]1 ◆BPXgDhLGHk
:2005/09/07(水) 18:34:10 ID:???
〜グラウンド〜
準決勝第一試合・ふらのvs明和(経過)
明和は日向のワンマンプレイで、圧倒的な攻勢を見せたが、
対するふらのも粘り強いチームワークでこれを守備、
前半終了間際に日向のラフプレイによるPKからの
得点などもあり、1−1の同点で前半を折り返していた・・
三杉「1対1か・・・(それはともかく、気のせいかお腹が痛いな・・)」
石崎「ふらのもいい調子だな。このぶんなら明和に勝てるかもしれないぜ、岬。」
岬 「うん。」
省4
[112]1 ◆BPXgDhLGHk
:2005/09/07(水) 18:41:39 ID:???
ふらのvs明和 後半戦(経過)
何やら体調不良なのか、様子のおかしい日向、
二度の接触プレイにより、足の調子が芳しくない松山・・
そんな両キャプテンを支えるべく、両チームとも必死の攻防を続けるが
結局、追加点を入れたのも、そのそれぞれの両キャプテンであった。
そして2−2で迎えた、残り時間1分となった試合終了間際・・
ふらの・小田の放ったシュートが、ペナルティエリア内で
明和DF選手の腕に命中し、ハンドリングの反則を取られる・・
省8
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0ch BBS 2007-01-24