【岩見の】キャプテン森崎８【奇妙な冒険】

※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[332]代理人 ◆vD5srW.8hU ：2007/03/21(水) 13:23:10 ID:???
翌日、再び日向をビシバシしごく吉良。しかし今日の日向は全く愚痴らなくなっていた。

吉良「ほほう、思ったよりやるではないか。無駄口は昨日の絶叫で使い切ったか？良い事じゃ」

日向「ハァ、ハァ…（お、おかしい…こんなに苦しいのに、死ぬ程厳しいのに、何故か止めたくない…
むしろもっと激しくされたい…ど、どうしちまったんだ、俺は…？）」

吉良「ようし！その調子なら休憩無しで行けそうじゃな。給水だけしてから次は腹筋５００回じゃ！」

日向「ハヒッ、ハヒッ…（ご、５００回…今でも腹が破れそうに痛いのに…この上休み無しで
腹筋なんかやったらマジで死ぬ…死ぬのに…どうしてだ、どうしてワクワクしてくるんだぁあ…）」

そして日向が沖縄についてから一週間後…

吉良「ようやった、日向。本当にようやった。まさかここまで劇的に変わるとは思っていなかったぞ」

日向「………俺も驚いています」

一週間前の肥満児は、密林のアマゾンでも銃弾飛び交う最前線でも生き残れそうな超人と
化していた。その肉体は正に鋼鉄であり、顔つきもすっかり精悍になり完全に別人だ。

吉良「後は全国大会で大暴れしてくるが良い。それと、ワシのスクールの援助もよろしく頼むぞ」

日向「はい…（そうだ…俺は今日帰るんだ。あのクーラーが効いた、何でも飲み放題食い放題の
あの世界へ…暴風雨と大波の代わりに、執事とＭＩＢがついてまわる東京へ…

何故だ…ちっとも嬉しくない…もう寿司だって食い放題だしコーラも好きなだけ飲めるのに…）」

ちゃっかり金を要求した吉良にも気付かないほど、己の変化に戸惑う日向であった…

前次写

0ch BBS 2007-01-24