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【おねいさん】キャプテン森崎17【大興奮】


[762]2 ◆vD5srW.8hU :2008/04/01(火) 20:28:15 ID:???
一方びっこを引きながら自宅に向かっていた岬だったが、途中でロン毛でサングラスの東洋人に声をかけられた。

片桐「岬くんだね?」

岬「えっ…貴方は?」

片桐「私は日本サッカー協会の片桐と言う者だ。岬太郎くん、君に全日本Jrユースチームへの参加を要請する!」

岬「えっ」

片桐「2週間後にこのフランスで開かれる国際Jrユース大会。それに日本も参加する事が
昨日正式に決まったんだ。日本の他には地元フランスやそして西ドイツが代表チームを送り込んでいる。
そして南米、アジア、他欧州からも計12チームが参加するこの第1回フランス国際Jrユース大会。
この大会に岬くん、君も11番のユニフォームを着て出場して貰いたいんだ!」

11番のゼッケンが転写されたユニフォームを岬に渡す片桐。岬は困惑した表情でそれを受け取った。

岬「そ…そんな…急にそんな事を言われても…」

片桐「今すぐ決めなくても良い。決心がついたらこの名刺に書かれた番号に電話してくれ」

名刺を渡してさっさと立ち去る片桐。これは矢継ぎ早に用件を言い渡し相手にプレッシャーをかける彼流の交渉術だったのだが
そのせいで気付く事が出来なかった。ユニフォームに隠された岬の顔が、実に計算高い笑顔に変わっていた事に。

岬「(ふふ…美味しい話が二つも転がり込むなんて、今日は良い日だ)」

機嫌よく再び帰路につく岬。怪我をした筈の左足は普段通りに動いていた。


0ch BBS 2007-01-24