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【ライバル達の】キャプテン森崎20【挽歌】


[692]2 ◆vD5srW.8hU :2008/05/02(金) 01:42:20 ID:???
スタジアムに入った全日本Jrユースの面々は見上と住友の前に集まっていた。

見上「さて…今更言うまでも無いだろうが昨日ハンブルグと引き分けたのは快挙だ。前評判では我々が圧倒的大差で
負けると予想されていたからな。しかし、今日からそんな事は忘れろ。Jrユース大会の本番ではどの国も
各地から集めた精鋭のナショナルチームを作ってくる。今のままでは我々はまだまだ優勝候補には程遠いのだ。
そこで今日は柔軟などで昨日の疲れを取ってから自主練習とする。各自くれぐれも無理はしない様にな」

全日本メンバー「はい!」

見上「では、住友コーチの指示に従って念入りに体を解せ!」



十数分後、柔軟を終えた全日本Jrユースは軽いランニングに入っていた。それを観察する見上の側に片桐が寄ってくる。

片桐「見上さん、思った通りですよ。そこかしこに西ドイツサッカー協会の役員が見張っています」

見上「やれやれ…評判が高まるのは良いが、データ収集されるのも面白くないな」

片桐「ですが練習しない訳にも行きません。ここは開き直るべきかと」

見上「ああ、そうするつもりだ。ところで、他の練習試合の方は…」

片桐「ベルギーJrユースもキャンセルを入れてきました。更に、大会には参加しないオランダのアムステルダムまで…」

見上「そうか。結局ハンブルグ以外練習試合無しか…ヨーロッパ各国のサッカー協会が手を組んだのか、
それともスポンサーとマスコミがうちを”謎のダークホース”に仕立て上げたいのか…」

片桐「おそらくはその両方でしょう。私の提案としては、四日後フランス入りするまでは
ここブレーメンに留まって練習に励むのが次善の策ですが」


0ch BBS 2007-01-24