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【岬タロー】キャプテン森崎21【まかりとおる】
[659]2 ◆vD5srW.8hU
:2008/05/20(火) 20:37:11 ID:???
岬の父「(お前の野望の為に、この大会での活躍は必要不可欠だ。頑張れ)」
琴音「あの〜、すみませ〜ん。とおしてくださ〜い」
岬の父「へ?あ、はい、どうぞ(なんだあのデカい荷物は?)」
琴音「(間に合った〜、早く組み立てないと!)」
この時、スタジアムのほぼ逆側では異様な光景があった。三人の少年が緊迫感を漂わせて対峙していたのである。
1人の少年は大柄で、逆立ち気味の金髪を後ろに流している。また彼は左足をギブスで固めており、松葉杖も持っていた。
この少年は明らかな負の感情を剥き出しにして別の少年を睨んでいた。
睨まれている少年はギブスの少年ほどではない物のしっかりとした体格の持ち主であり、特に両足は
ギリシャ彫刻かと見まがう程たくましく筋骨隆々である。癖のある金髪を後ろで束ねて流しているこの少年は
ギブスの少年から顔を背け、下を向いていた。なお、この少年には目に見える負傷は無い。
最後の1人は青っぽい黒髪をスポーツ刈りにした少年である。他の二人と違って筋肉質ではないものの、
長身でいかにもバネのありそうな体つきである。彼は負傷しているらしい左肘を固定していた。
この少年は場をとりなす様にギブスの少年と睨まれている少年の間に立っている。
見る人が見れば分かったであろう。彼らがイタリアJrユースの主力となるはずだった選手達、
サルバトーレ・ジェンティーレ、チェザーレ・ストラット、ダヴィデ・ランピオンであろう事を。
幸か不幸か周りの観客達は試合開始を今や遅しと待ち構えるフランス人達だった為、彼らが気付かれる事は無かった。
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0ch BBS 2007-01-24