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目指せ!全国制覇 城山正の挑戦


[3]城山正:2008/05/25(日) 03:23:52 ID:rR6OorFc
8月某日南葛市役所会議室。
会議室では7人の男たちが朝から机を囲んでいた。
修哲小監督「では、これからは南葛市合同チームではなく、各小学校で大会へ出場するということで、よろしいですな?」
城山「……」
西が丘小監督「まあ、この結果じゃ何も言えませんな」
山吹小監督「勝てるならまだしも、合同チームでは出られる選手も減ってしまう。サッカー部にいる生徒たちが不憫でならなくて」
南葛小監督「まあ、うちは合同チームでも、単独でもどちらでもいいんですがね。
水越小監督「うちも、同じですが、生徒たちに大会に参加すらさせてやれないというのもね」
南葛市合同サッカーチーム南葛SCは解散の危機に瀕していた。
音頭をとったのは修哲小監督だった。彼は4年前の全国制覇監督でもある。
若林・修哲トリオ+1を率い全国2連覇を目論んだ矢先、突然の南葛SC設立によって出場すらならなかったのである。
南葛SCの監督にも当初は彼が就く予定だったのだが、市のサッカー協会会長の一人息子城山 正にその座も奪われてしまった。
修哲小監督「では、市のサッカーグランドは各小学校で順番で使う。来年は各小学校で大会には参加するということでよろしいかな?」
城山「……」
城山パパ「それで、結構。ただし南葛SCの存続は認めていただく。
市内にはサッカー部のない小学校も多くあるのでそこの子供たちにチームを残しておきたい」
山吹小監督「それでいいでしょう。では、今日のところはこの辺で…」
三々五々帰っていく各小学校の監督たち。会議室には城山父子だけが残っていた。
城山「…父ちゃん痛いって。」
城山パパの手は城山のわき腹を会議の開始からずっとつねりあげていたのだ。ちなみにつま先も踏み続けている。
城山パパ「まったく。とりあえず、チームの解散は防いだぞ。だが、これ以上はかばいきれん。来年はきっちり結果を出してくれ。
それに城山家としてもこれ以上お前に援助してやることはできない。これからは自分の力でやっていけ」


南葛SCが市内選抜チームから、クラブチームになりました。
城山家からの援助が打ち切られました。
市営サッカー場の使用が月1回になりました。


   城山 正
--落日と凋落の日々--
これよりキックオフ!


0ch BBS 2007-01-24