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1- レス

【翼と若林を】キャプテン森崎25【解雇する】


[727]マロン名無しさん:2008/09/10(水) 18:39:06 ID:???
バルバス「だが彼はその選択肢が思いつかなかったのか、思いついても選ばなかった。それではいけない…
プライドや意地はあくまで自己を勇気付け磨き上げる為の道具であって最終的な勝利を犠牲にしてでも優先すべきものでは無い。
ファン・ディアスはこれが骨の髄まで染みて分かっていた。そしてツバサ・オオゾラは分かっていなかった。これが敗因だ」

ロベルト「なるほど。でも、昨日の失態から立ち直ればその弱点は矯正されるでしょう?」

バルバス「さて、どうかな。日本と言う世界で指折りに裕福で恵まれた社会で育った彼が、極貧のスラムから這い上がった
ディアス並のメンタルをそんなに簡単に身につけられるかどうか…最も、スカウトするつもりの君はそうじゃないと困るんだろうがな」

ロベルト「ッ!?!な、何故それをっ!!」

自分の計画をズバリと言い当てられたショックでのけぞるロベルト。それを見てバルバスは再びニヤニヤ笑いだした。

バルバス「君の彼への執心ぶりを見て分からない訳があるか。なにより君はいまだ最年少チームの監督どまりだしな…」

ロベルト「ぐ、うっ…!」

屈辱と怒りにブルブル震えるロベルトの姿はバルバスの機嫌をますます良くし、それに従い嫌味な笑みも大きくなる。

バルバス「私と同時期に引退したのに君は出身地のクラブの最年少チームの監督で、私はJrユースではあるが
アルゼンチン代表監督か…あ、ちなみに私はアルヘンチノスのトップチームの監督就任の目処もついているぞ」

ロベルト「ググググググググググググ…!」ギリギリギリギリギリギリギリギリ

顔を真っ赤にしたロベルトが右拳を血管が浮き出る程握り締める。しかし笑いを堪える為そっぽを向いたバルバスは気付かなかった。


0ch BBS 2007-01-24