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【単独スレ】キャプテン・ブライト【新番組】


[79]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2008/09/09(火) 03:01:25 ID:???
ブライト「(ワケわからんが…今ハッキリした。このチーム。桜子がボケたら、他に突っ込み役がいない…)」
 ブライトが立ち尽くしていると、ドアの向こうから二人の男が足早に出てきた。

アゴが尖ってる男「来いっ、古畑。あんな所にいたら腐っちまう。奴ら…可能性を見てない」
古畑と呼ばれた男「でも、無理ないっすよ…! 皆、もう星一つなんすよっ」
アゴが尖ってる男「古畑…協力しあわねえか? オレたち…。二人で星を六つにするんだ…」

桜子(正気に戻って)「ちょ、ちょ、ブライトさん! アレよ! あのアゴのほうをスカウトして!」
ブライト「え? だって今は、新田と叶親を探しに来てるわけで…」
桜子「あー、行っちゃった…。もう! 今の男なら、叶親とかより使えそうだったのに。なんとなくだけど」
ブライト「いいから行くぞ。もうサッカーまで時間がないんだ」

 ブライト一行が入った部屋は、広かった。余裕のある洗面台とゆったりしたソファもある。
 だが、大勢の人間が地面に座り、絶望的な表情で、頭を抱えている。時折、嗚咽も聞こえる。
 ほとんど全員が、左胸にプレートと、そこに☆を一つつけ、手には数枚のカードを持っている。
桜子「ここよ。『なんかダメ』なヤツらの吹き溜まり、『嘆きの部屋』…」

 マイナスのオーラに包まれている部屋の中に。叶親も、いた…。
ブライト「叶親! 無事だったか! ケガはないか?」
叶親「うう…ブライトさん。ちょっとお尻が痛いですが、大丈夫です…」
桜子(聞こえなかったフリ)「それより叶親くん…あ、あれ? ☆が…」
 叶親の左胸には、☆が一つ。手には6枚のカード。

桜子「う。お前も参加してたのか…」
叶親「ええ、成り行きで。『なんかダメっぽい』人に、強制参加させてるって話です」
ブライト「おい桜子、叶親、話が見えないんだが。何だ? その☆と、そのカードは」
桜子「関わっちゃダメ! えっと叶親くん。ごめん。今の私たちにはどうにもできないんだ」
叶親「ううぅ…」
桜子「ところでさ。新田くんって、どこにいるか知らない?」
 すると叶親から、絶望的な声で返事が戻ってきた。

叶親「新田はもう『別室』に堕ちました…」


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0ch BBS 2007-01-24