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アク規中代理カキコ依頼スレその2
[474]2 ◆vD5srW.8hU
:2013/05/13(月) 09:31:27 ID:XOFCdYNI
ストラット「まだだ!まだ俺達は負けてなんかいない!同点の状態なんだ!」
ストラットは必死に叫んでいた。ブーイングに負けじと大声でチームメイトを鼓舞していた。
彼もヘルナンデス同様に4年前の悪夢を思い出したが、彼はヘルナンデスと違い責め立てられる立場だった。
故に彼は絶望よりも罪悪感を感じ、自分が何とかしなくてはと言う想いに駆り立てられていた。
ストラット「俺はまだまだピンピンしているんだ!何時でもゴールを入れられるぞ!」
イタリアメンバー「えっ?」「た、確かにそうだが…」「でも…」
アルシオン「その通りだ。リードさえ奪ってしまえば後は試合終了までボールキープすれば勝てる」
ヘルナンデス「(あいつら…)」
ストラットが叫んだのはいわゆる暴論。自分がゴールを入れさえすればまだ勝てると言う単純過ぎる主張だった。
だがそれをアルシオンが具体案で肉付けする事で現実味が増し、イタリアユースメンバーに希望を蘇らせる事に成功する。
アルシオン「そう、俺達にはまだ勝つ手段は残されている。ならば試合時間が残っている限りそれを試行せねばならない。
まだ可能性があるのに諦めては戦意、闘志、忠誠心などが疑われ一流とは認められなくなる。それがジョカトーレと言うものだ」
イタリアメンバー「そ、そうだよな…」「やるだけやらなきゃ損だよな…」
ヘルナンデス「(そうか…まだ皆は諦めていないのか…)」
アルシオンはこの後に及んでもクールを貫き通していた。自分の言っていた方法にある程度勝算を見出していたから、
そしてそれ以外方法などないと確信していたからこその落ち着き様だったが、それでもその落ち着きは少しずつ伝染していく効果があった。
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0ch BBS 2007-01-24