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MOROSAKI QUEST
[978]森崎名無しさん:2008/12/09(火) 21:18:18 ID:???
次スレまだデスカー!
[979]モロサキクエスト ◆73s1JRwdcM
:2008/12/14(日) 19:37:44 ID:c2GKj82w
モロサキクエスト 特別編
〜ジトーの章〜
「モロサキの・・・護衛に?」
「そうだ」
「分かりました・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
モロサキが草原で叫んでいる中。
ジトーは、自分の過去を、思い出していた・・・
[980]モロサキクエスト ◆73s1JRwdcM
:2008/12/14(日) 20:13:02 ID:c2GKj82w
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・昔の俺は、守りよりも、攻めるほうが、得意だった。
この体格により、生み出されるパワー。
それに、酔いしれていた。
[981]モロサキクエスト ◆73s1JRwdcM
:2008/12/14(日) 21:10:41 ID:c2GKj82w
そんなある日、俺のいる部隊に、新しい仲間がやって来た。
彼の名前は、サーノス。
見るからに小柄ですばしっこそうな男である。
何回かの任務をこなすうち、俺とサーノスは抜群のコンビネーションを発揮するようになった。
[982]モロサキクエスト ◆73s1JRwdcM
:2008/12/14(日) 21:45:01 ID:c2GKj82w
そして・・・あの日がやってきた。
任務の内容は、敵の壊滅作戦だった。
洞窟に立てこもっている敵軍に、突撃して一網打尽にするのだ。
「いくぞ!」
「おう!」
掛け声の後、俺達の部隊は、洞窟に突撃した。
洞窟には、いきりたったモンスター達が屯していた。
[983]モロサキクエスト ◆73s1JRwdcM
:2008/12/14(日) 22:02:53 ID:c2GKj82w
俺は、向かってくるモンスターをなぎ倒し、親玉に向かって一直線に走ろうとした。
その瞬間・・・
「ジトーさん、危ない!」
声の方向を見ると、俺を襲おうとしていた敵の攻撃を、サーノスが体で受け止めていた。
「サーノス!?」
サーノスは、苦しそうに笑顔を作りながら、倒れた。
「サーノス!?サーノス!?畜生ォォォォ!!」
俺は自分が悔しくなった。大事な相棒一人、守れない自分が。
[984]モロサキクエスト ◆73s1JRwdcM
:2008/12/14(日) 22:21:45 ID:c2GKj82w
・・・そこからの記憶は無い。
同僚の話によると、その後もの凄い勢いで俺が親玉に飛び掛って、そのまま仕留めたらしい。
戦いの後、俺はサーノスに会いに行った。
どうやら、命に別状は無いらしいが、激しい運動は行えないらしい。
俺がサーノスに謝ると、サーノスは、
「俺が好きでやったことですから。」
と笑って言った。
[985]モロサキクエスト ◆73s1JRwdcM
:2008/12/14(日) 22:22:49 ID:c2GKj82w
その後、俺は軍隊を辞めた。
俺が次の職をどうするか考えていた時、
ナンカツ城というところから、オファーが来た。
なんでも、城の警備をやってほしいということらしい。
俺はそれを二つ返事で了承した。
[986]モロサキクエスト ◆73s1JRwdcM
:2008/12/14(日) 22:23:30 ID:c2GKj82w
そして仕事に慣れてきたある日・・・
「おーい!そこの兵士さーん!」
という男の声が聞こえた。
呼ばれた方に振り向いてみると、
牢屋に、16〜18歳ぐらいの青年がいた。
話してみると、なかなか面白く、いい暇つぶしになった。
[987]モロサキクエスト ◆73s1JRwdcM
:2008/12/14(日) 22:24:21 ID:c2GKj82w
そして、青年が城から帰った後、王から呼び出された。
「ジトー、お前に護衛の任務を与える。」
「誰のですか?」
「そうだ、あの青年・・・モロサキの護衛だ」
「モロサキの・・・護衛に?」
「そうだ」
「分かりました・・・」
[988]モロサキクエスト ◆73s1JRwdcM
:2008/12/14(日) 22:27:37 ID:c2GKj82w
そして俺は、モロサキの護衛につくことになった。
今度こそ、俺は守りきってみせる。大切な・・・仲間を。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
モロサキ「おーい!なにボーっとしてんだジトー?」
ジトー「・・・なんでもないタイ。」
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0ch BBS 2007-01-24