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キャプテン森崎外伝スレ2


[207]タイトル未定:2008/09/25(木) 00:12:14 ID:LMO0F1/E
医師「翼くん、気持ちは落ち着いたかい?今日はだいぶ元気そうだね」
翼「ええ、まだ完全に吹っ切れたわけじゃないけど。でも少しずつ前に
  進むしかないのかなって思えるようになりました」
医師「正直に言おう。僕が君にしてあげられる治療はもうない。少なくとも
   現段階では手を尽くした。これ以上、ここに通っても、いやどこの
   病院に行っても、君がサッカーをできるようになる確率はゼロだ」
中山「先生、言いすぎじゃないですか!?翼の気持ちも考えて……」
中山の言葉を翼が遮る。
翼「いいんだ、中山。変な同情で根拠のない希望を持たせられるより、
  こうやってハッキリ言ってくれた方がマシさ。でも、その言葉は前回も
  聞きましたよ。では、先生が俺をここに呼んだのはなぜです?理由が
  あるんでしょ?」
医師は不適に微笑む。
医師「だいぶ元気になったようだね。率直に言おう。翼くん、バスケを
   やらないか?」
翼・中山「バスケ!?」
医師「そうだ。バスケットボールだ。君の身体能力は素晴らしい。
   サッカーができないからと言ってほったらかしにしておくのは
   もったいない。長時間走り続けるという点では使う筋肉も野球や
   バレーなんかに比べたらサッカーに近いからね」
翼「バスケなんて体育の授業で少しやったくらいであまりイメージが
  わきません」
医師「なら、一度見てみればいい。幸い、私の息子がこの海南大学の
   付属高校でバスケット部に所属している。練習を見せてもらうと
   いい。私から連絡しておくから」
その宮益という眼鏡の中年医師は半ば強引に話を決めるとさっさと
翼と中山を追い出した。



0ch BBS 2007-01-24