【皇帝への】キャプテン森崎27【挑戦】

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【皇帝への】キャプテン森崎27【挑戦】

[236]2 ◆vD5srW.8hU ：2008/10/12(日) 10:26:03 ID:???
横倒しにした竜巻状に分裂するボールの嵐が仲間達を巻き込み吹き飛ばしていく。
傍から見ているだけでも恐ろしい光景だったが、森崎は自分でも驚く程冷静だった。

森崎「（流石だぜ、ピエールにナポレオン。こいつは今まで俺が見て来た中で文句無しに最強のシュートだ。
だがこの世に止められないシュートなどある訳が無い。どんなに凄いシュートでも、必ず止め方はある筈なんだ。
俺は諦めん。諦めんと言ったら諦めん！俺は一度止められなかっただけで諦める様な愚かな敗北者じゃない！）」

飛距離を増す毎にぶれ方が派手になっていくスライダーキャノンを見つめるにつれて、森崎の中で時間の歩みが遅くなっていった。

森崎「（このシュートの弾道はもう分かっている。そしてどんなにボールが多く見えても、これだけ観察すれば本物が見切れる！）」

シュナイダー「モリサキ…！」

森崎「……………」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ギュワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　森崎「そこだあああ！！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バッ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ガシィイイイイイイイイイッ！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ギュルルルル…ルル…ル…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ピタッ…

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0ch BBS 2007-01-24