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【皇帝への】キャプテン森崎27【挑戦】


[760]2 ◆vD5srW.8hU :2008/10/22(水) 12:14:51 ID:???
老人「(侮ったなミューラー。お前は自分がゴールを奪われる事など有り得ないと思っていた。
その心の隙を突かれたのだ。あのボレーが放たれた直後にドライブ回転がかかっていると見切れたのは良かった。
だが最初から心の隙が無ければ全身を反らせるシュートフォームから更に一瞬早く軌道を見切れただろう。
それが出来なかったお前はまだ甘いな。余裕を持つのは良いが敵を侮るとこう言う目に会うんだ)」

師匠から送られる無言の説教。今のミューラーにはそれに気付ける程の心の余裕は無かったが、
ザッザッと音を立ててシュナイダーが近寄ってきた時は顔を上げざるを得なかった。

シュナイダー「ミューラー」

ミューラー「…シュ、シュナイダー」

ざわっ…

シュナイダーが普段から他人に厳しく自分には更に厳しいスパルタ主義者であるのは
チーム内では周知の事実である。予想外に早くも失点してしまったキーパーに対し
どんな叱責を下すかチームメイト達が唾を飲み込むが、シュナイダーの次の言葉は彼らの度肝を抜いた。

シュナイダー「気にするな」

ミューラー「…な、なんだと?」

シェスター「(えっ、あのシュナイダーが慰めの言葉をかけた!?)」

マーガス「(あいつの場合、黙っているだけで済めば優しい方だろ!?)」

カルツ「(皆分かってないぜ。シュナイダーちゃんはそんな奴じゃないんだよ)」


0ch BBS 2007-01-24