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1- レス

【負けるな】城山正の挑戦6【女の子】


[980]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2008/11/10(月) 00:10:08 ID:FIEMCDqE
新スレでお会いしましょうと言った手前、続きを書くのもどうかと思ったのですが、まだ20も残ってるので続行してしまいます。
新スレは995位で立てます。スレタイ考えてくれた人ありがとうございました。なお未だアンケート及びスレタイは募集中です。
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日もとっぷりと暮れ、辺りが紅に染まる頃、ニケの中で城山はマーチのエンジン音を聞いた。

城山「…やっと帰ってきた。どこをほっつき歩いてたんだか」

やれやれと店の中でノビをして、コキコキと首を鳴らす。
しかし美津乃は帰ってこない。

城山「…さっきの違ったのかな?あんなけったいな音立てる車、この辺りを走ってないと思うんだけどな」

ちょっと様子を見てくるかと、店はそのままに駐車場に足を向ける。

城山「…マーチはあるが、美津乃ちゃんがいない」

店から駐車場までは一本道なのですれ違わないはずはないのだが、実際誰にも会わなかった。
運転席も覗き込んでみたが美津乃の姿はなかった。おかしいなとは思いつつ店も放っておけないので踵を返しかける。

美津乃「…ぐすっ。ぶつけっちゃよぉ…」

美津乃と思われる鼻声がマーチの後方から聞こえてくる。
あわてて回り込んでみると美津乃がマーチの後部にへたり込んで、へこんでしまったマーチのバンパーをさすっていた。

城山「どうした?」
美津乃「…ぐすっ。あ、シロちゃん。…ぶつけちゃった」
城山「イヤ、それは見ればわかるから…」
美津乃「…ずずーっ!えっとね…」

先ほどの峠であったことを涙声で話し始める美津乃。


0ch BBS 2007-01-24