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【入学準備】TSUBASA DUNK3【はじめました】


[844]TSUBASA DUNK:2008/10/31(金) 19:43:55 ID:S+6eomGs
整列する部員たちの顔を柊監督はひとりひとり眺める。こいつは今日はやる気がある。別のことを
考えている。体調が良い・悪い。そんなことをなんとなく感じ取る。部員は学年ごとに並んでいる。
1年の列にひとり分の空きスペースがある。高岩の場所である。

柊「……高岩はどうした?」

誰も答えない。何の連絡も受けていなかったからだ。しかし、彼らは分かっていた。おそらく、
いつものように……寝坊だろうと。もちろん、柊監督も分かってはいた。先ほど、柊監督が高岩の
「プレーには」信頼を置いていると記したが、それ以外の部分についてはとても信頼できなかった。
特に時間を守るということについて、彼は壊滅的に苦手だった。

高岩の自室。

高岩は気持ち良さそうに寝息を立てていた。部活をサボるつもりはない。バスケは大好きだ。ただ、
寝ている間に『部活に行く』ということを忘れてしまうのだ。そして、午前中に起きられたら部活に
行き、午後になってしまったらRed barnsでひとり練習をするというのが彼の休日の行動パターンである。

果たして、今日は起きられるのか?



0ch BBS 2007-01-24