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【入学準備】TSUBASA DUNK3【はじめました】


[971]TSUBASA DUNK:2008/11/05(水) 14:18:06 ID:CymFRDPM
一瞬、膝が硬直しガクッと落ちる。その隙を見逃さず翼は清田の横を抜ける。清田も
「同じ相手に2度も負けられない」とばかりに手を必死に伸ばすが、翼の速いドリブルを
止めることは不可能であった。

清田「こ、こいつ!?(やはりドリブルは上手い)」

牧「俺が教えてるんだ。これくらいはやってもらわなくちゃ困る」

そして、ゴール下で放ったシュートはきれいな弧を描き、ボールがリングに吸い込まれる。

清田「シュートも上手くなってる!」

高頭「シュートだけなら高校の県大会でも通用するな、翼は。しかし、清田はスタミナに
   やや難あり、か……ブランクのせいだろうが。よし、あいつも合宿に参加させよう」

ネットをすり抜け、床でバウンドをするボールを拾い、翼が清田に向かって話しかける。

翼「これで引き分けだ。まあ、俺の攻撃は本来なら時間切れだろうけどね」

清田「いや、引き分けさ。参ったな、この数か月でこんなに上達しやがるとは。どんな魔法を
   使ったんだよ」

翼「努力、かな」

清田「言うじゃねえか。確かに努力こそが上手くなるためのいちばんの近道だわな」

翼「それに……よい先生たちに恵まれたからね」

満足そうに翼を見つめる海南の部員たちの顔には「まあ、合格だな」と書いてあるようだった。

翼「ちょっと厳しいけど。ハハッ(それに……翔陽や湘北の人たちにも感謝だよな)」



0ch BBS 2007-01-24