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【頂上】キャプテン森崎28【決戦】
[478]2 ◆vD5srW.8hU
:2008/11/03(月) 17:50:09 ID:???
三杉「(ぐ、あああああ…!い、痛い…もうか、もうなのか!さっきまでまだ平気だったじゃないか、
何故こんな急に…せめて後1分位待ってくれても良いじゃないか!畜生!!)」
三杉の顔が激痛と激情に歪む一方、彼の体は西ドイツゴールに向かって走り出していた。
3年前の全国少年サッカー大会の武蔵FCと南葛SCの戦いを覚えている者達は
その燃え尽きる前の蝋燭の様な後姿にデジャヴを覚えずには居られなかった。
三杉の普段の華麗で余裕を含んだプレイとは程遠い、あの時の最後の単独突破の物と全く同じ後姿。
弥生「キャ…キャプテーーーン!!」
三杉淳FC会員「ちょっと、何かおかしいわよ?」「やだ、何この嫌な予感!?」「三杉さん、もう止めて!」
はるか東洋の彼方から彼を慕う少女達の悲鳴は、勿論三杉の耳には届かない。
翼「やめろーっ!三杉くん、やめてくれーっ!!」
日向「バカな奴め。そんなのがお前の望みか」
岬「(なるほど、これが崖っぷちの人間の強さか…)」
松山「くそったれ!こんなの納得できるか!」
超モリサキ「分かるぜ、三杉…自分に負ける位なら死ぬ方が良いんだろ?」
仲間達の様々な感情の渦も、三杉の心には響かない。
カルツ「(な、なんだこいつ。急に顔色が悪くなってるし、目が虚ろだぞ!?)」
彼に向かってくる敵の動揺も、三杉の目には映らない。
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0ch BBS 2007-01-24