【最大の敵は】キャプテン・ブライト2【視聴率】

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[207]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM ：2008/11/14(金) 23:56:28 ID:L8gTbuM6
　桜子はヤムチャの身体にぶつかるように間合いに入り、小外刈り…自分の右足で、彼の左の踵をすくう。
　足元の弱さに定評のあるヤムチャに、耐え切れるわけもない。
　ヤムチャは後方に倒れ…勢い余った桜子は、彼の横を前回り受け身で通り抜けて立ち上がる。　

桜子「おお！　私の小外刈りが完璧に決まるなんて…！　気持ちいい！　これは私も足技を練習したほうがいいね」
ヤムチャ「えぇ！？」
桜子「小内はまあまあ得意なんだけどな。今度は大内刈り、行ってみようか」
アリーナ「桜子ぉー。趣旨、違うよー」←ヤムチャにローキックをしたくて、うずうずしてる。

放送『101v1、101v1、全兵員は教室で待機。全兵員は教室で待機。
　　繰り返す。101v1、101v1、全兵員は教室で待機せよ』

アリーナ「あー、なんなんだろ、この放送。緊急放送みたいだけど」
桜子「警察の放送じゃないから…軍隊？　でもWBのじゃないな。市の駐留軍でも出撃してんのか？」
アリーナ「なんで市に軍隊が…。まあ、WBの中に市があるところからして、おかしいけど」
桜子「市内にレッドキングでも出たんじゃないの？　…あれ？　でも待機場所が教室って、言ってるな。学校か？」

　今度は、道場のスピーカーから声が流れてきた。
オスカー（放送）「あ、桜子さんたち。ここにいましたか」
桜子「ん。私とアリーナとヤムチャがいる。何なの？　さっきから妙な放送が聞こえてるんだけど」
オスカー（放送）「よくわからないんですよ…。ブライトさんも揉めてるので、ブリッジまで来てくださいませんか」
桜子「了解っ…。シャワー浴びなくても良さそうな気がするね。なんとなく、また汗かきそうだから」

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