【最大の敵は】キャプテン・ブライト2【視聴率】

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[24]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM ：2008/11/05(水) 23:32:56 ID:HJDdTpac
萌絵「そう言えば…ちょっと前の席に座っている女の子。なんだか一人ぼっちですね」
犀川「一人のほうが、落ち着くことも多いだろう」
萌絵「いえ。なんだか寂しそうで…」

　そこに、すぐ前の席に座っていた、泉こなたが声をかけてきた。

こなた(=ω=.)「あの子は、美島　奈々（みしま　なな）ちゃんだねー」
誠「（この人、どこかで会ったような気がするけど…）お知り合いですか？」
こなた(=ω=.)「知り合いじゃないけど、彼女、ある意味有名人。どこへ行っても、必ず、孤独になるそうで。
　　孤独から抜け出たいと、色々スポーツをしてたみたい。野球、ソフト、アイスホッケー、バスケ、バレーボール。
　　柔道、剣道、合気道。…でもサッカーは未経験だっけかな？　人数が集まらないとかで。運動神経はいいみたい」
萌絵「なんだか可哀相な人ですね」
こなた(=ω=.)「いい子らしいんだけどねー。ななは、孤独だからさ。数字の7も孤独だし」

　その言葉に一番反応したのは、今まで気だるそうにしていた、犀川　創平だった。
犀川「ななが孤独…数字の7が孤独？　詩的だね」
萌絵「なんですか、急に」

犀川「1から10までの数字を二組に分ける。そして両方とも、グループの数字を全部かけ合わせる。二つの積が等しくなることはある？」
萌絵「ありません」
　萌絵は即答する。この程度の数字の問題なら、彼女は1秒とかからずに計算できる。

萌絵「片方のグループには7があるから、積は7の倍数になりますけど、もう片方には7がないから、等しくはなりません」
犀川「だろう？　7だけが孤独なんだよ。Just ([1,8,9,10],[2,3,4,5,6])。7さえなければ、等しくなる」

こなた（何か本を見ながら）「7を孤独じゃなくするには。…10じゃなくてFにしたらいいのかもねぇ」
犀川「F？　…ああ、なるほど！　すると、BとDが孤独になる。7はもう、孤独じゃない」

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