※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【最大の敵は】キャプテン・ブライト2【視聴率】


[290]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2008/11/20(木) 00:11:24 ID:VTSTp8jI
桜子「城山正は、味方からは畏怖され、敵からは最大に怯えられた存在だった。
  『風』を名乗るリーマンどころの強さじゃない。まさに死神だったよ、彼は。
  右手の『やるっきゃ騎士』で己の集中力を高め、左手の『フランダースの犬』でその場の敵軍全員を嗚咽させる…。
  あいつの『語り』を聞いた兵士は、死にはしない。無力化する。だが、それが逆に厄介なんだ。
  祖国に戻ってからも、兵士たちは働けなかった…。ネロに、『ねろ』って言ったら寝ちゃうんじゃ、とか、
  くだらないことを夢想し…、ただ、無為に時を過ごすんだ。働いたら負けだと思っている、なんて言葉すら高等だ。

  ヘロインより厄介だったことに、その症状は伝染した。街中の全ての犬の名前が『パトラッシュ』で保健所に登録され、
  野良犬にも『パトラッシュ』名義で住民票が発行され、人権愛護団体は焼肉を食いながら『犬の人権』を叫んだ…。
  まるで地獄だったさ。日常が、戦場になる…そんな男だったよ、城山正は。
  そうだ。そして私は、戦場で、城山と共同戦線を張った…互いに、二個小隊を率いてな」
城山正「……」

桜子「最初は冗談かと思ったよ。なにせ『慟哭の語り手』が、間違えて『やるっきゃ騎士』を音読し始めたんだからな。
  だが2秒後、私や仲間たちは異常に気がつく。そして周囲から銃撃されたのは、4秒後だった。
  城山正は、その身を犠牲にして、私達を助けてくれたんだ…」
あおい「(この話、どうオチがつくんだろう…)」


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24