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【最大の敵は】キャプテン・ブライト2【視聴率】


[300]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2008/11/21(金) 00:25:43 ID:MQanD9Rc
 一方。
ファーザー「出番がないにゃー」
オンナスキー「それが一番いい。お前は、存在だけで誰かに迷惑をかけるからな」

 そして、さらに一方のクワトロ・バジーナ。
 食堂の前に戻ってきたアポリーから、サイン伝達を受けていた。
 『作戦成功。可能な限りの赤いペンキを確保』というサインだ。
クワトロ「(よし。後は…可能な限り、WBを痛めつける。アポリー。あちらの軍に入って、土壇場で裏切れるか?)」
 だがクワトロの思惑は、アポリーには届かない。当然だ。こんなこと、事前の準備やサインは決めていないのだから。

クワトロ「(くっ。この大勢の人の中、バレないように、アポリーに伝えるには…)」
 …モールス信号だ! シャア…もとい、クワトロは優秀だった。即座に、最適の手段を思いついた。
 モールス信号なら、音や光、特定の動作で、ある程度複雑なことを通信できる。
 だが、音や光、身振り手振りは…目立ってしまう。できるだけ目立たないためには…

クワトロ「(…瞬き、だな。瞼の瞬きでのモールスなら、音も光も、大袈裟な動作も必要ない。気づいてくれ、アポリー!)」
 クワトロはアポリーに対し、一度だけ、自分の顔を指差す仕草を見せた。後は、目を開いたり閉じたり。

 またアポリーも、優秀だった。クワトロが何か困っている…それはわかった。『顔を見ろ』というサインも伝わった。
 そして。まばたきを使ったモールスにも、気づいていたかもしれない。

 …クワトロがサングラスさえ外してくれていれば、の話だが。

 よくわからなかったが、とりあえずアポリーは頷いてみせた。


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0ch BBS 2007-01-24