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【最大の敵は】キャプテン・ブライト2【視聴率】


[568]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2008/12/07(日) 00:25:25 ID:2fYld8Kk
場面は変わって。『尚敬高校、敷地内部のプレハブ校舎、一室』
 芝村 舞(しばむら まい)が、何か異常はないかと真剣にモニターを見張っていた。
 瀬戸口 隆之(せとぐち たかゆき)も同様の姿勢ではあるが、こちらは格好だけだ。
 そこに。刺殺魔こと、おねーさん…原 素子(はら もとこ)が帰って来る。

瀬戸口「あ、おかえり。でも勘弁してよ、おねーさん。俺たちまでとばっちりくらったら、洒落にならん」
原 素子「ごめんなさい…。ただなんとなく、刺したくなって」
瀬戸口「それが怖いんでしょ! なあ、舞ちゃんからも何か言ってやってくれ」

 だが、舞から返ってきた返事は。左手の親指を立てて下に突き出す…『危険、もしくは危険の可能性あり』のサインだった。
芝村 舞「(教室の外、扉の前だ。誰かいる。原が尾けられたか?)」

 舞は、支給されている自動拳銃を手馴れた手付きで取り出し、スライドさせ、薬室へ初弾を送り込んだ。
 原 素子のほうは、銃の扱いに慣れていない。彼女は元来が刃物使い…もとい、戦闘要員ではないのだから。
 ただ立場と階級の為、支給されているだけで。実戦で使ったことなどない。

 一方の瀬戸口には、拳銃は支給されていない。戦闘経験は多少あるものの、彼だけ丸腰だった。
瀬戸口「(俺、何も武器がない。そこの、舞ちゃんのカトラス、借りるぞ?)」
芝村 舞「(丸腰か? …ならば、お前は私の拳銃を使え)」
瀬戸口「(舞ちゃんはどうするよ。カトラス?)」
芝村 舞「(たわけ。屋内であんな長物、まともに使えるか。私は、私物だがコレがある)」
 小型のナイフを取り出す、舞。銃剣用の物とは違い鋭利そうだが、脆そうで、しかし美しい。実戦用途ではなさそうだ。


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0ch BBS 2007-01-24