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【地獄合宿】TSUBASA DUNK 4【ふみいりました】


[31]TSUBASA DUNK:2008/11/05(水) 22:00:13 ID:CymFRDPM
少し歩くと公園があり、そこのベンチに腰かけて話をすることにした。翼がサッカーができなくなり、
なんとなく疎遠になっていたサッカー部員たちの現況(と言っても、みんな一様に南葛高校へ進学する
ために勉強中なのだが)などを話す。そして、次第に会話が減っていき、いよいよ本題へと移る。

早苗「今日はどうしたの?」

翼「ああ。もしかしたら、知ってるかもしれないけど、でも、きちんと自分の口で伝えておこうと
  思って。……俺、中学を卒業したら神奈川県の海南大付属高校っていう学校に入るんだ。
  ブラジルにも、南葛高校にも行かない」

早苗「そう」

早苗が知っていたのか、それとも知らなかったのか、翼には判断しかねたが、どちらにしても
全てを自分の口で伝えると決めていたので気にはならなかった。

翼「そして、俺はサッカーを止めてバスケを始める。まずは日本一のバスケットボール選手に
  なる。そのあとはどうするか決めていないけど、今の俺がやりたいことはそれなんだ」

早苗「……サッカーができなくなったから、バスケに移るの?」

翼「違うよ。俺はバスケが好きなんだ。そして、倒したくてたまらない、すごい選手たちが
  たくさんいるんだよ、神奈川には。きっと全国にも。すごく楽しみなんだ、そんな選手たちと
  戦うのが」

早苗「ふふっ、な〜んだ、いつもの翼くんだ。もし、メソメソ泣きごと言ってるようなら久しぶりに
   アネゴに戻ってぶん殴ってやろうかと思ってたのに」

立ち上がって背を向ける早苗の目がうっすらと濡れていたことに翼は気が付けなかった。



0ch BBS 2007-01-24