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【地獄合宿】TSUBASA DUNK 4【ふみいりました】


[384]TSUBASA DUNK:2008/11/10(月) 12:10:48 ID:XEoKXIdw
>C 蛭川と話をする。

翼「蛭川と話をするか」

体育館内を見渡すと、部員が居残りして行っている自主練習を、隅っこの方で楽しそうに眺めている
蛭川を見つけた。翼は隣に行き、声をかける。

翼「やあ、なんだか嬉しそうな顔してるね」

蛭川「あ、翼くん。へへっ、嬉しそうな顔してたかな?」

翼「うん。幸せだな〜って顔に書いてあるよ」

蛭川「俺さ、小学校の頃はバスケやってたんだ。そんなに上手くはなかったけど、バスケが大好きだった。
   でも、6年の時に怪我をして、2度とバスケが、ううん、ほとんどのスポーツができなくなったんだ」

翼「えっ!(俺と同じだ。俺ができなくなったのはサッカーだけだけど)」

蛭川「バスケが好きだから離れたくなくて、中学でもバスケ部のマネージャーをやりたかったんだけど、
   大きい部でもないし、マネージャーなんていらないって先生に言われてさ。それで仕方なく文化部に
   入ってたんだ」

翼は口を挟めない。

蛭川「でも、高校に入ってダメ元でお願いしたら、バスケ部のマネージャーしてもらえて、毎日すごい
   選手たちのプレーを間近で見ることが見られるようになった。自分はもうバスケができないけど、
   こうやって仲間たちがやっているの見ると、自分のことのように感じられて嬉しいんだ」


0ch BBS 2007-01-24