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【ポストは】ハヤブサイレブン【トモダチ】


[340]ハヤブサイレブン ◆xb8eIST5.k :2008/11/18(火) 21:31:09 ID:1PmX+5VM
 ゴールを決めたまこの周囲に集まり勝利の喜びを分かち合うまこチームの面々。
 新田は遠くまこチームのゴール前からそれを見守っていた。
新田(まけた。シュートすら打てなかったなんて、こんな草サッカーの試合で……)
 その場に座り込んでしまう新田。
 西ドイツとの決勝(出ていないけど)から今の試合まで、1日に3勝負しているのだ疲労もたまってくるものだ。
酒樽「スマンな少年」
バボ「全然チャンス作れなかったわ」
アーツ「ホントに悪かった。エスカップ奢るから許してくれ」
 そしてに彼とともに戦った仲間も集まってきた。
 彼らとは出会ってから1時間もたっていないが、1週間くらい一緒に試合をしていた気がする。
新田「いえ、みなさんの責任じゃありませんよ……」
 確かに彼らからゴール前にパスがわたる事はなかった。
 だが、もし日向小次郎だったらどうだろう?
 おそらくキックオフと同時に全員吹き飛ばしてゴールまで突進して行っただろう。
 森崎だったら自分でゴールを守った上に、自らドリブルでチャンスを演出しただろう。
 そう、彼らの責任ではない、こんな草サッカーの試合だったら、独りで試合を決めてしまうようなプレーをしなければ、
日向や森崎の足元にも及ばないままで終わってしまう。
まこ「新田君」
 考えふける新田の背中越しにまこが声をかけてきた。
新田「まこちゃん、俺の負けだな、こんなな避けない試合じゃ円堂のライバルとは認めてもらえないよな?」
 そうつぶやいてフィールドを後にしようとする新田の目の前が急に揺らぎだした。
新田「あ、あれ?」
 突然足元が絡まると、新田の目の前の景色が横に倒れた。
まこ「に、新田君!!」
酒樽「少年!!」
 新田はフィールド上で横転すると、そのまま意識を失ってしまった。


0ch BBS 2007-01-24