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【ポストは】ハヤブサイレブン【トモダチ】


[341]ハヤブサイレブン ◆xb8eIST5.k :2008/11/18(火) 21:33:11 ID:1PmX+5VM
 目が覚めると新田は知らない部屋で寝ていた。
新田「ここは……」
 上半身を起こすとかけられていた布団がはだける。新田誰のものかはわからないが女物のパジャマを着ていた。
新田「な、なんだこりゃ?」
 あわてて布団をはぐと上下ショッキングピンクのフリルがついたパジャマだった。
新田「な、どこだここは? またどこかに飛ばされたのか?」
 周りを見渡すとそこは6畳の和室で、新田の枕元に仏壇が置かれていた。
新田「ぶ、仏壇?」
 思わず仏壇の写真と目が合ったような錯覚に陥っていると、突然背後のふすまが開く。
???「あ、新田君目が覚めたんだ! ビックリしたよ、昨日試合終わったら突然倒れちゃうんだもん」
 ふすまの向こうから現れたのは、なんと制服姿のまこだった。
 よく見ればその制服は昨日あった木野という名の少女と同じものだ。
新田「倒れた? 俺が?」
まこ「うん、新田君住所とか連絡先が分かるもの何も持ってなかったから、みんなで家まで運んできたんだよ」
新田「って事はここは君の家か?」
まこ「そうだよ、アッちょっと待ってて、今ママを呼んでくる」
 そういい残すと、まこはトテトテと部屋から出て行ってしまった。
新田「あらら、なんかせっかちな子だな」
 勝手に人の家を物色する事も出来ないので、しばらくそのままの状態で新田が待っていると、
まこと一緒に30代前半の女性がやってきた。
???「おはよう、やっと目が覚めたかい」
 現れた女性は上下スウェットと無頓着な格好だった、すらりと背が高く美しい女性でなんとなく水商売っぽい感じがするが、
中学生の新田には分からない事だった。
???「あたしは、このこの母親で如月サリーって言うんだよろしくね坊や」
 サリーと名乗った女性はなるほど母親だけあって、まこを大人びた感じにさせたような顔だった。
新田「に、新田瞬です。お世話になりまして」
 新田はあわてて布団から出ると立ち上がり、サリーに頭を下げる。
サリー「気にしない気にしない、まこの友達なんだろ? そんなのしょっちゅう泊まりにきてんだからさ」
まこ「違うよママ、友達じゃないよ? ライバルだもんね新田君」
新田「ああ、そうだな」(俺をライバルといってくれるのか、あんな不甲斐ないプレーしか出来なかったのに)


0ch BBS 2007-01-24