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【さらば】キャプテン森崎29【友よ】
[308]2 ◆vD5srW.8hU
:2008/11/18(火) 14:39:01 ID:???
ギルド「こういう時は、控え室に防音処置を施して欲しくなるな…」
西ドイツJrユース控え室ではギルド監督が疲れた笑顔で選手達を労っていた。選手達のある者は
黙って涙を流し、ある者はしゃくりあげ、ある者は仏頂面を保ち、ある者は無言で怒気を抑えている。
ギルド「優勝候補筆頭と言われた大会で準優勝…この結果には賛否両論の評価が下されるだろう。
そしてそこから何を得るか、または得られないかで君たちの未来が変わる。私が君たちの監督に
なるのは恐らくこれが最初で最後になると思う。だから最後に監督として一言だけ言っておく」
西ドイツメンバー「………」
ギルド「これは終わりではない。始まりですらないのだ。まずはプロデビューと言うスタートラインに早く辿りつけ。
各自所属クラブで一層の努力に励む様に。以上を持って、このチームの解散とする!」
西ドイツメンバー「…はい!」
ギルドの締めの言葉を皮切りに帰る準備を始める選手達。そんな中シュナイダーだけは荷物も持たず
無言で控え室から出る。彼の挙動に気付かなかった者は居なかったが、声をかけられる者も皆無だった。
シェスター「シュナイダー…」
マーガス「あいつが一番矢面に立たされるんだよな…」
シュナイダーが出て行ったドアに視線を集めた選手達が皆神妙な顔つきになったが、二人だけ例外がいた。
シュナイダーとの面識が浅い為か我関せずとばかりに黙々と荷物をまとめるミューラーと、
シュナイダーとの縁がこの場の誰よりも深い筈なのに機嫌が良さそうなカルツである。
カルツ「まあな、でもきっと大丈夫だぜ。これからは一人じゃなくなるみたいだし」
「マリー!母さん…父さん!?」
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0ch BBS 2007-01-24