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1- レス

【さらば】キャプテン森崎29【友よ】


[711]代理:2008/12/04(木) 00:21:14 ID:???
約2時間後、森崎の入団テストが行われた。それは実際に試合を行いプレイを見ると言う
単純明快なテストであり、森崎は気合を込めたセービングを連発し自チームの失点を0に抑えた。
試合時間が経過するに連れ最初は懐疑、好奇心、侮りなどを向けていた選手達、
チームスタッフ、その他ギャラリーなどの視線が劇的に変わっていく。
ただ見ているだけで良いギャラリーは冷やかしの騒音を賞賛の声援に変え、
監督やコーチは興奮気味にデータを交換し始め、そして選手達は驚愕と警戒を向ける様になった。
特にGK達は自分達の将来を脅かす存在が現れた事で、敵意に近い視線を投げかけてくる。

そんな中、エース扱い故テストからは除外されていたトニーニョとネイの二人は
周囲から離れて遠くから試合の行方を見守っていた。

ネイ「で、どうです?トニーニョ先生のご診断は」

トニーニョ「…ビデオで見た通り、かなりのGKだ。少なくともうちの今までのGKよりは頼りになる」

ネイ「へー。まあお前のドライブシュートを防げる奴なんてゴロゴロ居る訳じゃないしなあ」

トニーニョ「あの独特のセービングフォームは、体への負担を引き換えに素晴らしい瞬発力を
生み出す様だ。俺のドライブシュートでは5発撃っても1発も入らんかも知れん。FKの状態でな」

ネイ「ヒュー、頼もしいね。後はどれだけココに慣れて、周りの成長に置いていかれないかが鍵か?」

トニーニョ「そういう事だな。他のGKの連中から下らん嫌がらせをされない様目を光らせておくか」

ネイ「面倒っちぃなあ…でも、それだけの事をする価値はある奴か」


0ch BBS 2007-01-24