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【削れゆく】キャプテンアモロ7【胃粘液】


[652]キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig :2008/11/19(水) 22:30:19 ID:???
アモロは昼間に買ってきた折りたたみ傘を出す。
あまり大きくはないが、二人が入れないこともなさそうだ。
アモロは傘を開くと、ホーリーエルフを手招きした。

アモロ「犬、家まで送ってやる。入れ」

ホーリーエルフ「! はい!」

少し驚いた後、ホーリーエルフは素直に傘に入った。
そして二人は肩を寄せ合い、雨の中を歩く。
アモロはホーリーエルフができるだけ濡れないようにと傘を彼女の方に傾け、
ホーリーエルフは恐縮しながらもそれを黙って受け入れた。
そして歩くこと30分、二人は無事にホーリーエルフの家にたどり着いた。

ホーリーエルフ「アモロ様、是非上がっていってください。お召し物を乾かさなければ」

アモロ「いい。ダッシュで帰って着替えるさ」

あの高台で指輪を渡せなかった時、勝負の時間は終わったのだとアモロは感じていた。
これ以上ここにとどまる事はかえってよくない結果を生むような気がしていたのだ。
しばらく押し問答を続けた二人であったが、アモロは頑として譲らず、
ホーリーエルフも渋々諦めるしかなかった。

アモロ「お前も今日は早く休め。明日は試合があるんだからな」

ホーリーエルフ「はい。足元が濡れておりますから、アモロ様も十分注意してお帰りになってください」

アモロ「わかってるよ。じゃあな」

ホーリーエルフ「はい。……アモロ様」

アモロ「うん?」


0ch BBS 2007-01-24