【最恐の姉】TSUBASA DUNK 5【降誕しました】

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[81]TSUBASA DUNK：2008/11/19(水) 20:10:42 ID:B8AsRNZs
馬場「家では出されたものに絶対に口をつけないで。あと、壁や床にも必要以上に触ったらダメだよ」

猪狩「なんだよ、馬場くんは潔癖症なのか？だから家にこられるのを快い顔をしない訳か」

馬場「ううん、そういうことじゃないんだ。詳しくは説明できないし、しても信じてもらえないだろうけど、
　　　僕の家には悪魔が棲んでいる、とだけ言っておくよ」

猪狩「は？」

翼「どういうこと？」

馬場「家に着いたら分かるさ」

馬場は力なく微笑んだ。

そんなことを話している間に馬場の家に着く。見た目はやや広い庭があるくらいで普通の一軒家である。
馬場が門を開け、玄関までの道を歩く。

馬場「みんなはここで少し待っていて」

馬場がそう言った瞬間、どこからともなく矢が飛んでくる。馬場の顔面を狙ったそれは、そのまま
突き刺さったかのように見えた。しかし、間一髪のところで馬場は歯でそれを受け止めていた。

猪狩「な、なんだ？」

馬場「言ったろ？この家には悪魔が棲んでいると」

門から玄関までのたった数メートルの間に矢や落とし穴などトラップがいくつも施されていた。いつもの
動きの遅い馬場とは全く異なる敏捷さでそれらを掻い潜り、玄関に辿り着く。

前次写

0ch BBS 2007-01-24