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【半径20m】森崎が幻想入り5【頑張りスプラッシュ】
[328]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2008/12/05(金) 21:40:49 ID:5EjPiWzw
〜人間の里・スタジアム〜
試合開始一時間前。まだ人影もまばらな時間帯に、その集団はスタンドの一角を占領していた。
輝夜「いよいよ今日で決勝ね。……正直、ここまでやってくれるとは思わなかったけど」
行儀良く足をそろえて観客席に腰掛けている輝夜が口を開く。
レミリア「過小評価しすぎよ。……森崎は貴方の退屈しのぎの道具で終わるような男じゃあないわ」
霊夢「あら、随分森崎に肩入れするじゃない? 一体どういう風の吹き回しかしら」
レミリアと並んで座っている霊夢が茶々を入れる。
永琳「確かに。部下の咲夜より森崎くんの方に勝って欲しいような口ぶりね」
輝夜の後ろに控えている永琳も口を挟む。
レミリア「別に。……世間知らずのお姫様が知った風な口を利くのが気に入らなかっただけよ」
レミリアの一言に輝夜が腰を浮かせるが、永琳の取り成しで事なきを得る。
霊夢「理由はそれだけかしら? ……ま、私にはどうでもいい事だけどね」
そういって、霊夢が口の端を吊り上げて意地の悪い笑みを浮かべる。
レミリア「どんな想像してるんだか。……まぁ、別に良いけどね」
そういってレミリアは視線をフィールドに移す。
そして、ただひたすらスタッフがコートのラインを引くのをぼうっと眺め続けていた……。
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0ch BBS 2007-01-24