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【レギュラー争い】TSUBASA DUNK 6【始まりました】


[83]TSUBASA DUNK:2008/12/04(木) 15:46:02 ID:shQFR6U6
陵南高校。

体育館では練習に励むバスケ部員を見ながら、ひとりの中年がブツブツつぶやいていた。

中年「(ブツブツ)仙道を最大限に活かすにはこのままでいいのか?昨年までは得点を取ることに
   集中していたが、今の仙道はパスの楽しさを知ってしまった。プレーに幅が出たことはいい。
   だが、今の陵南に本当に必要なのは仙道の得点力ではないのか?」

選手たちにもその様子が見える。

魚住「また、田岡監督が何かブツブツ言ってるな(まさか、俺のことじゃないよな?)」

池上「どうせ仙道のことだろ。あの人は仙道に夢中だからな。ほっとけよ」

そう、この中年男性こそが陵南高校バスケ部監督の田岡である。彼はエースである仙道の使い道に
ついて頭を悩ませていた。仙道は1年生の時、得点力が武器であった。しかし、今ではパスを
出すことに楽しみを見つけ、プレースタイルが変わりつつあった。

田岡「いっそのことPGにコンバートさせても仙道のためにはいいかもしれんが、そうすると
   フォワードが一気に弱くなる。池上はディフェンスの楽しさを覚えてしまって得点に絡もうと
   しないし……ああ、なんでうちの選手はこうもワガママなんだ!魚住だけだ、従順なのは!」

そのとき、2年生の選手がボールの扱いを誤り、田岡監督の足元に転がしてしまう。そのボールを
拾い上げ、投げ返そうとその選手の顔を見たとき、ひとりの部員のことを思い出した。

田岡「しっかりせい、徳井。ところで、お前、確か福田と仲が良かったな。あいつどうしてる?」


0ch BBS 2007-01-24