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【七転】キャプテンアモロ9【八倒】
[309]キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig
:2008/12/12(金) 22:02:43 ID:???
やや歯切れの悪い双六を不思議そうに見るアモロだが、
「見ればわかる」という言葉を信じて再びフィールド上へ視線を移した。
試合は城之内ファイヤーズが反撃に転じ、FWのロケット戦士やギア・フリードらが
パスを駆使して墓守ファミリーのDF陣を突破していくところであった。
そしてラストパスがパンサーウォリアーに通り、
パンサーの渾身の力を込めたシュートが墓守ファミリーのゴール左隅を襲った。
だが次の瞬間、アモロ達は信じられない光景を目の当たりにすることになる。
マリク「さっさと止めろリシドぉ!」
リシド「!」
GKのマリクは全く動こうとせず、大声でリシドを呼び寄せる。
すると一体いつの間に戻っていたのか、FWのリシドがシュートコースに飛び込み、
見事にシュートをブロックして見せた。
マリク「よーしよくやった! まあボクの的確な指示があってこそだけどね! ハハハハハ!」
リシド「……」
マリク「今度はこっちの反撃だ! ほらリシド、とっとと走れ!」
大きくボールを蹴りだすマリク。
そのボールを他のメンバーがゆっくりとしたパス回しで時間を稼いでいる間に、リシドは前線に上がる。
そしてボールを受け取ったリシドは再びドリブルで城之内ファイヤーズの守りを散々かき乱し、
隙をついて完全にフリーとなっていたもう一人のFWにパスを出す。
このFWがきっちりとシュートを決め、前半15分にして早くもスコアは3−0となった。
マリク「ハハハハハハ、どんなもんだ! ボクの的確なゲームプランニングの前には敵はいないのさ!」
リシド「さすがです、マリク様」ゼーゼーハーハー
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0ch BBS 2007-01-24