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【新章】キャプテン森崎30【新天地】


[118]マロン名無しさん:2008/12/28(日) 19:11:43 ID:???
パルメイラス修行編:2年目3月その11
観客「やったやった!先取点だ!」「流石トニーニョだぜ!」

地元サポーター達から歓声が上がる中、カルロスとサンタマリアは静かにボールを
センターサークルに置き審判の笛を待つ。

ピィイイイイイイイイイ!

そして試合が再開され、カルロスから受け取ったボールでサンタマリアがドリブルを始めた。

森崎「(さて…サンタマリアは確か司令塔タイプだったな。どれ程の物なのか…)」
省11

[119]マロン名無しさん:2008/12/28(日) 19:13:43 ID:???
ダダダッ!

サンタマリア「イシーズ!」

バシッ!ダダッ!

イシーズ「合点!返すぜ!」

バシッ!

森崎「ほう…」

サンタマリアが次々と的確な指示で味方を操り、チームを制御していく様は一種の機能美があった。
森崎が感心して唸っている間にもパルメイラスは徐々に攻め込まれていく。トニーニョも
カルロスをマークしつつ味方に指示を送るが、対抗出来る程の効果は出せていなかった。



サァッ!
省10

[120]マロン名無しさん:2008/12/28(日) 19:14:51 ID:???
サンタマリア「今だタルーツ!センタリングだ!」

森崎「こりゃカルロスに合わせてくるな…1点かな?」

タルーツ「(親指、つまりフェイク!左サイドだな!)分かった!行くぞカルロス!」

カルロス「了解だ!来い!」

サルサノ「く、くそーっ!取ってやるゥ!」

バシュウッ!

森崎「…えっ?」

タルーツはサンタマリアに言われた通りセンタリングを放った。 省23

[121]マロン名無しさん:2008/12/28(日) 19:15:29 ID:???
ネイ「げげっ!?」

トニーニョ「しまった、こういう事だったか!」

サルサノ「えっ、ちょっと待…」

サンタマリア「仕上げだ、ファリヤ!」

ファリヤ「おう!アシスト頂きィ!」

バコォン!

ダダダッ、バッ!
グワアアッ!!

ファリヤがニアサイドに上げたセンタリングに、今度こそカルロスが合わせに助走をつけ飛び込む。
そして空中で体を一回点半捻りながらオーバーヘッドキックの体勢に持って行った。
省19

[122]マロン名無しさん:2008/12/28(日) 19:16:16 ID:???
ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!

森崎「あれは…山森が編み出したローリングオーバーヘッドか!だが、山森の物とは
威力もスピードも高さも比べ物にならねえ!成程、これがカルロス・サンターナか…
それにサンタマリアは声で偽の指示を出しながらサインプレーをやっていた。侮れないな」

森崎はゴールを奪われたのが自分で無い事で精神に余裕を持ち、今のゴールシーンを
客観的に分析する事が出来た。しかし現場で戦っているチームメイト達は勿論少なからず 省28

[123]マロン名無しさん:2008/12/28(日) 19:17:52 ID:???
パルメイラス修行編:2年目3月その12
ピィイイイイ!

審判の笛で三度目のキックオフがなされ、パルメイラスがボールを回し始める。
するとそれを待っていたかの様にフラメンゴがグングン戦線を上げてきた。

サンタマリア「予想通りだ!DFラインも上がれ!」

カルロス「タルーツ、ビルセン、運動量を惜しむなよ!」

タルーツ・ビルセン『おう!』

ドドドドドドドッ!
省6

[124]マロン名無しさん:2008/12/28(日) 19:18:29 ID:???
その後数分間パルメイラスはボールキープに成功していたが、積極的にプレスをかけてくる
フラメンゴにじわじわと自陣内に押し込まれる。そして終にネイがサンタマリアに接近されてしまった。

サンタマリア「追いついたぞ…もらう!」

ネイ「何を!ドリブルは俺の18番だ!」

ネイファンの女の子達「頑張って〜、ネイ!」

ササッ!ザザッ!ダッ!クルッ!

様々なフェイントを矢継ぎ早に駆使するネイに対しサンタマリアは時間をじっくりとかけ守る。 省18

[125]マロン名無しさん:2008/12/28(日) 19:19:34 ID:???
ダダダッ、バッ!
グルゥン、パシッ!
スタッ。

ネイ「な…!」

森崎「守備力もたけえ…!」

ダッシュからのムーンサルトを行ったカルロスに一瞬でカットされた。

トニーニョ「い、いかん!サイドバック、中央に…」

カルロス「もう遅い!」

グワァアッ!!

ゴールまでは30m弱の距離があったがカルロスは構わず大きく足を振り上げた。 省9

[126]マロン名無しさん:2008/12/28(日) 19:20:10 ID:???
カルロス「                行くぜ ミラージュシュート!                」

バッギャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!
ビュォオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
ドッガァッガァアアッ!!

サルサノ「ぐわあああっ!?」

森崎「………!!」

ズバァアアアアアアアアアッ!ビリッ!

動体視力に優れない者達に見えたのは、一筋の閃光が通り過ぎた後に 省19

[127]マロン名無しさん:2008/12/28(日) 19:33:58 ID:???
パルメイラス修行編:2年目3月その13
森崎「さっきのシュートの威力…シュナイダーのファイヤーショットに匹敵するか?」

森崎は見たばかりのシュートを脳内で再生し分析し、そしてゴクリと唾を飲み込んだ。

森崎「ブラジルナンバー1、か…」



前半25分、パルメイラスは明らかに押されていた。1−2と逆転されてしまった上、
エース二人のコンビプレイがカットされてしまった事で攻め手を失いかけていたのである。 省35


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0ch BBS 2007-01-24