※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【新章】キャプテン森崎30【新天地】


[145]マロン名無しさん:2008/12/30(火) 00:44:46 ID:???
森崎「三年生の差か…(池上先輩が居なくなったら、そりゃ戦力ダウンだよなあ…)」

陽子「こういう時、日本サッカーはブラジルに比べて大幅に遅れていると感じるわ。
高校の後もサッカーをやりたかったら大学リーグか社会人リーグしかない。
つまり有望な高校生でもサッカーを諦めざるを得なくなる場合が多いのよ。勿体無いわね」

森崎「う〜ん、日本にプロリーグが出来ると良いんだけどなあ…なんとかならないのか?」

陽子「それは日本サッカー協会の悲願よ。だけど採算の面の見通しが立たない為
時期尚早と言う意見が強くてね…日本サッカーのレベルを上げる為にはプロリーグが必要。
プロリーグを作る為には日本サッカーの人気向上が必要。そして日本サッカーの人気向上には
日本サッカーのレベル上昇が必要…三角形のスパイラルで、堂々巡りになっちゃっているのよ」

日本サッカーの現状と未来を憂いため息をつく陽子。森崎は何か言葉をかけたかったが、
何を言って良いか分からなかった為口を開けなかった。

陽子「恥ずかしい話だけど…だからこそ森崎くんの世代には期待しているの。
全国大会で激戦を繰り広げ、フランス国際Jrユース大会で誰も予想していなかった優勝を
成し遂げた森崎くん達は日本サッカー唯一の希望の星なのよ…」

森崎「………」

陽子「あっ…ごめんなさい、プレッシャーになっちゃうかしら?」

森崎「いや、良いんだ。俺はキーパー、プレッシャーには慣れているよ」

森崎はおどけてみせたが、陽子に普段通りの笑顔を浮かばせる事は出来なかった。
その後の二人の会話は当たり障りの無い無難な物に終始し、この日はお開きとなった。



名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24