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【新章】キャプテン森崎30【新天地】
[173]マロン名無しさん:2009/01/02(金) 14:20:47 ID:???
葵「そ…そんな…俺の200万リラ返せーーーっ!!」
用具係「お、お前…アフリカや南米のガキがこう言う詐欺にひっかかるのは
たまにあるが、日本人がかかったケースは聞いた事無いぞ…プククッ…」
葵「わ、笑うなよーっ!1年間必死にバイトして貯めた当面の生活費なのにーっ!!」
用具係「200万リラじゃ精々数ヶ月しか持たないだろ…まあイタリアに来れる位の日本人なんだ、
家族から金を送ってもらえるだろう?もし入団テストを受けても受かる訳無いし、日本に帰れ、な?」
葵「なにィ!?」
用具係の男は純粋な親切心から葵を諭す。だがそれは葵にとっては侮辱も同然だった。
葵「フザけんなよ!やってみなきゃ分からないじゃないか!」
用具係「やってみなくても分かるって。日本はワールドカップに出た事もプロリーグも無いじゃないか」
葵「うぐっ…へ、へへーんだ!その日本に1−4で負けたJrユースは何処の国のチームでしたっけ?」
用具係「…なんだと」
葵「(うげっ、やっちまったか!?やばい怒ってる怒ってる!)」
イタリアサッカー界の記憶に新しい汚点を突かれ、友好的に接してきた男の表情が固くなる。
葵は今更ながらいきり立つまま売り言葉に買い言葉で応酬した事を後悔したが、
この時通りがかった少年二人に救われた。
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0ch BBS 2007-01-24