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【新章】キャプテン森崎30【新天地】


[320]マロン名無しさん:2009/01/17(土) 18:52:34 ID:???
森崎「(あいつは…何時ぞやの雑誌で見た…)」

トニーニョ「ロペス・サトルステギ!」

ネイ「え〜っ、お前コリンチャンスから移ってきたのか?」

コリンチャンスに所属していた筈のアルゼンチン人FW、サトルステギは選手達の顔を見回し…

ニカッ。

擬音が目に見えてきそうな程の笑顔で喋りだした。

サトルステギ「ヘ〜イ!そんなに驚くなよ、この業界じゃ移籍なんてあったり前じゃ〜ん!?」

森崎「(うわっ、うるせっ!)」 省20

[321]マロン名無しさん:2009/01/17(土) 18:53:45 ID:???
サトルステギは森崎達が面食らうのにもお構いなしでベラベラとまくし立てながら森崎に近づいた。

サトルステギ「お前モリサキだよな!ウワサの日本人GK!」

森崎「…ああ、そうだ。森崎有三だ」

サトルステギ「いや〜っ、気に入ったぜ!ジュニオール昇格の日に監督を殴り倒して
キャプテンになっちゃう奴なんて聞いた事がないよもうホント!ヒャッホーって感じだよ!」

森崎「どんな感じだそりゃ!」
省40

[322]マロン名無しさん:2009/01/18(日) 21:41:50 ID:???
パルメイラス修行編:3年目2月その10
>A 「ああ、よろしく。丁度FWが足りなかったからな、歓迎するぜ」笑顔で応える。

森崎「(バカっぽい奴だが、有力選手なら手駒にしておいた方が良いな)」

サトルステギ「任せとけ!俺にセンタリングを上げればゴールがもれなく貰えるぜ!
オマケにアシストとチームの勝利とビッグマックよりもビッグなスマイルもつけちゃう!ワオ!」

森崎「(…これで実力が無かったらタダじゃおかんがな!)」
省5

[323]マロン名無しさん:2009/01/18(日) 21:42:34 ID:???
森崎は頭痛を隠しつつサトルステギと握手をかわしてから離れた。
入れ替わりに今度はネイがサトルステギに話しかける。

ネイ「なあなあ、コリンチャンスにはリベリオって奴も居るって聞いたんだが。知ってる?」

サトルステギ「おう、でもリベリオも移籍しちゃったぜ!サントスに売られたんだよ」

トニーニョ「(サントス…FWにザガロ、DFにディウセウを擁するあそこか。
中盤が強化されたとなるとますます厄介なチームになりそうだな)」
省16

[324]マロン名無しさん:2009/01/18(日) 21:43:23 ID:???
パルメイラス修行編:3年目2月その11
〜サンパウロFC、ジュニオール部門用グラウンド〜

ロベルト「集合ぉーっ!」

サンパウロもパルメイラス同様、ジュニオール内にワールドユースに参加出来る世代だけで
チームを作っていた。監督は翼を入れた功績で目出度く出世コースに乗ったロベルト本郷である。

タッタッタッタッ…

ロベルトの前に翼を初めとするサンパウロメンバーが集まる。ここで少し彼らの事を紹介しておこう。
省50

[325]マロン名無しさん:2009/01/18(日) 21:43:45 ID:???
ここに10番キャプテンとして定着した翼を加えたチームは既に前評判が高く、
フラメンゴに次ぐ来年のリオカップの優勝候補とされている。
そして今日加わる選手の事が知れ渡れば、更にサンパウロの評価は上がる事だろう。

ロベルト「よしみんなきけ、今日は新戦力を紹介する」

ざわっ…

バビントン「し、新戦力ですか?」

ロベルト「そうだ。来年のリオカップを確実に制する為の、な」

アマラウ「こりゃまたいきなりな…」
省18

[326]マロン名無しさん:2009/01/18(日) 21:45:08 ID:???
彼はチェザーレ・ストラット。かつてイタリアJrユースに選抜されながらも、自らが起こした
不祥事でチームを追われ、それ以来複数の国のリーグを転々と渡り歩いてきた男である。

ロベルト「イタリア出身のFW、チェザーレ・ストラットだ。皆、仲良くしてやれ」

ストラット「…ストラットだ。別に仲良くする必要は無い。勝ちたければ俺にボールを回せ」

ロベルトの言葉を打ち消す様につっけんどんな自己紹介をするストラット。 省28

[327]マロン名無しさん:2009/01/18(日) 21:46:03 ID:???
翼は微笑んだ。

翼「そうか。ところで君は、ラストパスはグラウンダーと浮き玉どっちが良い?」

ストラット「…て、てめえ!聞いてなかったのか、俺は貴様が気に入らんと言ったんだぞ!?」

翼「うん、それがどうかしたのかい?俺も君は気に入らないよ。でも君が使えるFWなら
そんな事はどうでも良いよ。それより君のプレイスタイルを知る事の方が大事だ」

翼の瞳と笑顔は透き通っていた。ストラットが思わず戦慄してしまう程に。
省33

[328]マロン名無しさん:2009/01/18(日) 21:47:00 ID:???
ドトール「ケンカを売っても空回りするだけだ。普通に接する分には悪い奴ではないがな。
お前がツバサに何の恨みがあるかは知らんが、あいつに突っかかっても何の意味も無いぞ」

ストラット「………」

バビントン「ツバサは…日本人、しかもロベルト監督に連れられてきたって事で、結構嫌な目に
あってきたんだ。僕もアルゼンチン人だからって、嫌がらせをされた事はあるし…」

ストラット「あいつの態度を見る限り、嫌がらせされたって気にしそうにないぞ?」
省21

[329]マロン名無しさん:2009/01/18(日) 21:47:29 ID:???
パルメイラス修行編:3年目2月その12
ジュニオールに昇格して間も無い日の夜、もう定番になってきた陽子からの電話がかかってきた。

森崎「お久しぶり、陽子さん」

陽子「やっほー。今年も全国選手権を見てきたよ」

森崎「そうか。じゃあまた会えるのか?」

陽子「うん!今度は何処に連れてってくれる?」

森崎「そうだなあ…」

A 「もう一度あの喫茶店でコーヒーを飲むかい?」
B 「またあの日本料理店にしようか?」 省30


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0ch BBS 2007-01-24