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【新章】キャプテン森崎30【新天地】
[392]マロン名無しさん:2009/01/27(火) 17:06:30 ID:???
2009-01-26-11-28-38
パルメイラス修行編:3年目8月その5
>B 「プレイスタイルの件、考えてみたか?」サッカーの話題を振る。
ネイ「あー、アレね」
以前森崎がプレイスタイルの幅について話した時はネイの機嫌はどちらかと言えば悪くなった。
だが今回は拍子抜けする程アッサリと答えたネイの機嫌は割と良さそうである。
森崎「その顔は何か思いついたのか?」
ネイ「まだ構想段階だけどな。リオカップには間に合わせるつもりだぜ」
省16
[393]マロン名無しさん:2009/01/27(火) 17:06:58 ID:???
2009-01-26-12-08-23
パルメイラス修行編:3年目8月その6
3年目8月・イベントフェイズ
〜日本、高知県立春野総合運動公園陸上競技場〜
今年のインターハイ開催地であるここ高知県では、日本高校サッカー界の
勢力図を塗り変える一大イベントが起きていた。
ピッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!
ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
省37
[394]マロン名無しさん:2009/01/27(火) 17:07:48 ID:???
井沢「…ハァ〜ア。こんなにうれしくない優勝は初めてだ」
滝「不可抗力とは言え、スッキリしないな…」
山森「(確かに…中学でV4を成し遂げた時の様な満足感が無い)」
中山「冬の全国選手権まで、”日向が出ていれば”って言われるだろうな」
大半のチームメイト同様複雑な表情をした中山が東邦側のベンチに視線を向ける。
そこには彼の予想通り、ジャージ姿の日向がチームメイト達に怒鳴り散らしていた。
省27
[395]マロン名無しさん:2009/01/27(火) 17:29:31 ID:???
2009-01-27-00-33-15
パルメイラス修行編:3年目8月その7
来生「全国制覇を祝って〜…かぁああああんぱぁあああああああああいっ!!」
南葛メンバー『かんぱ〜い』
高杉「(高校3年間過ぎたけど、こいつのバカさは変わらない…)」
石崎「(なんでコレが進級出来てるんだ?俺は補習を避ける為に毎回ヒーコラ言ってるのに)」
仲間達の盛り下がりも何のその、来生は今日も来生節全開で勝手に祝勝会の音頭を取る。
省14
[396]マロン名無しさん:2009/01/27(火) 18:09:25 ID:???
早苗「あのう、岬くん」
岬「うん?どうしたの?」
早苗「岬くんに会いたいって言う中学生位の女の子が…」
石崎「おいおい、岬の女子ファンなんていっぱい居るだろ。一々取り次いでたら埒が明かないぜ?」
ゆかり「それがどうも、岬くんの知り合いっぽいのよ。”事情は話せませんが、会わせて下さい”って
繰り返すばっかりで。今までは追い返してきたんだけど、これでもう3回目で…」
岬「僕の、知り合い?」
省22
[397]マロン名無しさん:2009/01/27(火) 18:10:06 ID:???
岬「(まさか…そんな…)」
廊下に飛び出た岬を出迎えたのは彼が恐れていた通り、何処となく彼の面影がある
年下の少女だった。それも、花束を持って瞳をキラキラと輝かせている少女だった。
美子「!…やっと…やっと会えた…!岬様…!(私の運命の人!)」
岬「(やっ、やっぱりぃい〜!?ってなんだよその表情は!)」
山岡美子。岬とは異父兄妹の関係に当たる夢見る少女である。
省38
[398]マロン名無しさん:2009/01/27(火) 18:10:26 ID:???
ギュッ…
岬「あ…」
美子「もう離さない…やっと、やっと…(岬様が迎えに来てくれたんだから!)」
岬「(そうか…自分に兄が居るって知って、会いたくてたまらなかったんだろうな…)ごめんね…」
感極まった美子に抱きつかれた岬は兄妹の再会を喜んでいるのだと勘違いし、
そっと美子の小さな体を抱き支えた。そのまま数分間水入らずの時間が流れる。
そして数分後、岬はこの時美子を突き放さなかった事を一生後悔し続ける事になる。
[399]マロン名無しさん:2009/01/27(火) 18:11:19 ID:???
2009-01-27-11-40-07
パルメイラス修行編:3年目8月その8
ガチャッ。
中山「おい岬、いったい何が…って…」
岬の様子が気になった中山が見た物を客観的に描写しよう。
照れながらも穏やかな笑顔の岬と、彼の腕の中で嬉し涙を流している年下の少女。これを見て
中山が導き出した結論はそれなりに妥当な物であり、誰にも彼を責める事は出来ないだろう。
中山「す、すまん!邪魔するつもりは無かったんだ!」
省22
[400]マロン名無しさん:2009/01/27(火) 18:12:09 ID:???
ガタガタガタッ!
来生「なにィ!?この来生哲兵さまを差し置いて抜け駆けしやがっただとォ!」
井沢「へー、可愛い娘じゃん。お前年下趣味だったのか」
滝「年齢差的に少々不味く無いか?まあ後数年経てば大丈夫か」
高杉「くっ…素直に羨ましい。俺もイケメンに生まれたかったぜ!」
岬「は?」
岬の第二のミスは大挙して飛び出てきた南葛メンバーを止められなかった事だった。
省52
[401]マロン名無しさん:2009/01/27(火) 18:12:35 ID:???
岬の第三のミスは「美子は僕の妹だ」の台詞を途中で途切れさせてしまった事である。
マネージャー達と美子の会話が耳に届いた瞬間、彼は気づいてしまったのだ。
早苗「ごめんなさい!まさか本当に岬くんの彼女だと思わなくって!」
美子「いえ、いいんです…(むしろ勘違いしてくれてありがとう!)」
ゆかり「意外だったわ〜、彼てっきり恋愛とか興味無いと思ってたから」
美子「エヘヘ(どうやって仲良くなればいいかわからなかったけど、これで…)」
省35
[402]マロン名無しさん:2009/01/27(火) 18:13:00 ID:???
石崎「美子は僕の…なんだ?」
岬「あ…だからね…その…」
中山「(ん?岬がモゴモゴと口ごもるなんて珍しい…と言うか、初めてじゃないか?)」
ギュッ。
岬「!!!」
美子「………」
南葛メンバー『おおお〜!』
美子はおもむろに何も言わず抱きついた。その大胆な行動に南葛メンバーが盛り上がる中、
岬は硬直しながらショートしかけの頭を必死にオーバークロックさせていたが
省28
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0ch BBS 2007-01-24