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【アカネイアでも】ファイアーモリブレム2【サッカー】
[440]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2008/12/25(木) 21:27:07 ID:???
森崎たちを乗せた船はガルダを離れ、アカネイアに抜ける最大の難関サムスーフに着く。
そのころ、サムスーフ山に立てられている砦から飛び出すように逃げ出す二人の男女がいた。
一人は身軽な服装に赤い長い髪を前に固めている若い男。
一人はその麗しい出で立ちをフードに隠し、先ほどの男に手を引かれて走っていた。
ジュリアン「なぁレナさん!早く逃げねぇと本当にやべぇんだ!
ふもとの村にはアリティア軍の騎士団が来ているって言うし
今が逃げ出す絶好のチャンスなんだ!もう少しの辛抱だからがんばってくれよ!」
レナ「ごめんなさい…でも、大事なリライブの杖を置いてきてしまったの。あれを取りに戻らないと…
ジュリアン!私のことはもういいからあなただけでも逃げて!」
走るのをやめるレナに、ジュリアンは必至に呼びかける。
ジュリアン「馬鹿を言っちゃいけねぇよ!今戻ったらあいつらに何をされるかわかったものじゃねぇ!」
レナ「…ワープの杖なら持ってきました。あなただけならこの杖の力で
ふもとの村までワープさせることが出来ます!」
ジュリアン「そうはいかねぇよ!それじゃ何のために俺が奴らを裏切ったのかわかりゃしねぇ!」
レナ「ジュリアン…あなたもあの『サムシアン』の仲間なのでしょう?
なぜ私を助けてくれるのです?」
潤んだ瞳、走ったことで赤く染まった頬でじっと見つめるレナ。
そんな彼女に見つめられて、ジュリアンは顔を赤くして目をそむけながら言う。
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0ch BBS 2007-01-24