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【小菅伝説】TSUBASA DUNK 7【始まりました?】


[282]TSUBASA DUNK:2009/01/02(金) 20:50:05 ID:yTL9xdjQ
>神のドリブル→  クラブK +(ドリブル)50=63
>猪狩のディフェンス→  スペード7 +(ディフェンス)48=55
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧2→攻撃側が守備側を抜く!

神「(牧さんの留守を預かる者、か)フッ、猪狩……そんなことを考えているようじゃ俺には
  勝てないよ」

猪狩に向かってそう告げると神はドリブルを始める。当然、猪狩も腰を屈め、抜かせまいとする。
しかし、強気に真っ直ぐ向かってくる神のドリブルに気圧されたのか、猪狩はボールを奪いに
いくのが一瞬だが遅れてしまう。

神(猪狩……君は俺と同じで自分のためにプレーをする人間だろう?チームの得点・失点、勝敗と
  分かった上で、自分の我が儘を通せる意思を持つ、数少ない人間だ。それは弱点なんかじゃない。
  むしろ、強みだよ。でも、今の君は牧さんのためにとか、チームのためにとかそういった感情に
  縛られている。海南に入ってチームを信じることを覚えたのは君にとって不幸だったのかもね)

猪狩「ちくしょおおお!!」

必死に足を動かして食い下がろうとするが、しかし、猪狩の意思に反して体は思うように動かない。
牧に任されたPGの座を守ろうという気持ち、前回の試合ではなかったレギュラーとの直接対決、
それらのプレッシャーが猪狩の動きを鈍くしていた。そして、そんな猪狩の横を遠慮なしに神は
抜いていく。

神「試合終了までにはもう少しマシになっててくれよ」

自分の横を通り過ぎていった神を追いかけようと、体の向きを変えようとした猪狩だったが、
膝がついてこずに思わず尻もちをついてしまう。


0ch BBS 2007-01-24