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【小菅伝説】TSUBASA DUNK 7【始まりました?】


[788]TSUBASA DUNK:2009/01/18(日) 10:44:06 ID:3VdFct4E
そして、海南大付属高校近くの河川敷に話は戻る。

武藤「いよいよ来週で部内戦も終わりだな」

横島「そうッスね」

武藤「お前も上手くなったよな。この前の試合では、最後の逆転劇をひとりで演出しちまった」

横島「へへっ(でも、師匠はここ2戦ともいいところがほとんどなかった。大丈夫かな?)」

武藤「フッ、いっちょ前に俺の心配でもしてやがるのか?」

横島「い、いや……そんなこと(ごにょごにょ)」

武藤「俺はここまでの2試合、全力を出していない。お前らチームメイトや相手チームには
   悪かったと思うが。監督もそれは分かっているはずだ」

横島「どうして!?レギュラーを決める部内戦で?」

武藤「翼さ。あいつはPGのレギュラー争いのライバルだ。正直、海南でもPG専門の選手なら
   他にライバルはいねえ。あいつと戦うまで手の内は出来る限り見せたくなかった。だから、
   次の試合に全てを賭ける。俺の高校生活のな」

横島「(翼は師匠にここまでの決意をさせるほどの選手に成長したのか)師匠、俺も頑張ります!
   少しでも役に立てるように……」

武藤「ああ、頼りにしてるぜ。よし、そろそろ時間だ」

その後、彼らは間もなく目の前を通り過ぎた女子大バレー部員のランニングに合流していった。


0ch BBS 2007-01-24