※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【今度こそ】キャプテンブライト3【1000レスへ】


[65]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/01/02(金) 01:34:19 ID:DpDX5vVQ
 試合が一時的に止まった時。モニターから目を離し、芝村 舞は振り向いた。
芝村 舞「百翼長。そなたは、随分と機械が好きなようだな」
原 素子「ええ、大好きよ。人間も好きだけどね。でも急にどうしたの? 芝村百翼長殿」
瀬戸口「(…人間が好きなら、刺さないだろ、普通…)」

芝村 舞「瀬戸口は…確かパイロットもスカウトも経験があったな」
瀬戸口「ああ。数合わせの時にな。まあ大抵は援護だけで、後ろでウロウロしてるだけだが」

芝村 舞「人型の機体はデリケートだ。歩いているだけで脚部に負荷がかかり故障もする。だが最前線では落ち着ける時間がない。
  例え掃討戦に入っても、援軍がくるかもしれん。そうなれば、少々機体に無茶をさせても。敵に追いすがり、殲滅させる。
  それで、次の戦いで余裕が出るのであれば…次の戦闘で戦死者が出ないのであれば、誰もがそうしよう」
瀬戸口「こちらの残弾もないのに、退却していく敵軍に突っ込んで殺戮。それはそれで、恐ろしいかもよ? 愛もなく」

芝村 舞「愛か…我は詩的ではない。だが、我々の後ろには、もう誰もいないのだ。残るは、丸腰の人間だけだ。
  誰かを守るために戦う…聞こえはいいが、ほとんどの人間は、それができるほどに、強くはない」
瀬戸口「あー、そのための『突撃行軍歌(ガンパレード・マーチ)』ね。ありゃ確かに、歌ってる間は強くなった気分になれる」
芝村 舞「そういうことだ。連邦軍の少尉が靴下を嗅いだことも、何か近い意味があるのかもしれん」 ← ごめんなさい。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24