【今度こそ】キャプテンブライト3【1000レスへ】

※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[82]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM ：2009/01/03(土) 00:55:17 ID:jMOzaGEA
　一方。『尚敬高校。プレハブ校舎、一室』
原　素子「え？　展開が速い！　もう、あと一点で、マイボールになったわ」

芝村　舞「頃合いか。マイクを」
瀬戸口「はっ」
芝村　舞（放送）「5121小隊、こちら司令代行、芝村。3人の子供が逃げ遅れている。保護のため、時間を稼ぐ必要がある。
　　全軍突撃。最後の一人までことごとく敵と戦って死ね。持っている全ての戦術を駆使しろ」
　＃マイク：OFF

瀬戸口「嘘、だね」
芝村　舞「ああ、嘘だ。だが兵士には、国家や英雄や弱者。己の命をかけるにたる幻想が要る。
　　それは例えば、架空の子供でも構わん。…それがなければ、誰が死ねるものか」
瀬戸口「…俺は、お前のことを死ぬまで軽蔑するよ」
芝村　舞「構わんよ。慣れているのでな。それに、それが指揮官の役割だ。…ん？　何がおかしい瀬戸口」

　瀬戸口はクスクスと小さく…次第に大きく笑い、そして普段の口調になった。

瀬戸口「くくっ。前、司令も同じようなこと言ってた。俺も当時、同じようなことを返したものさ。
　　そう言えば俺たちの初陣でも、子供が逃げ遅れてたっけ。…そういうの、戦術教本にでも載ってるのかい？」
芝村　舞「ああ、載ってる。要するにマインドコントロールだ。気に食わんが、正気で戦争はできぬ。
　　…しかし、新兵ばかりで何が出来るというのか。国がどうだかは知らんが、人はもっと効率的に死ぬべきだ」

前次写