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【紅魔カップ】キャプテン松山5【開幕!】


[762]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/02/15(日) 13:50:02 ID:???

幽香「以前話し込んだ縁でもう一度言っておくわ。貴方には危機感が足りてない」

たまらず松山が叫ぶ。

松山「こんな理不尽で突然の暴力に危機感なんて持てるわけがない!」

幽香「…人を襲う妖怪の前で、備えもせず身を守る術もないのに暢気にしといて、理不尽と言える?」

松山「……そんな、だって幽香さんは」

それ以上の松山との会話は無益と判断したのか、幽香は背を向けてしまった。

幽香「その程度で済んで喜ぶべきよ。…霊夢達を従えるならもっと…いえ余計なことね」

会話も打ち切り去ろうとして、幽香はもうひとつ付け加えた。

幽香「身を守る術も、危害を加えてはならないルールもないまま、力のある妖怪の前に立つなら…」

幽香の傘がクルクル動く。風になびく花のように。

幽香「それはその妖怪の気分に、自分の安全も…命も委ねる事よ。誰も警告してくれなかったのかしらね」

呆然とした松山の脳裏に、ユユコナイトに襲われた記憶や

『光、問題はあんたね…得体の知れないものにむやみに手を伸ばすんじゃないわよ!』

いつかの霊夢の言葉が蘇った。

幽香「では、サッカーの試合で戦えたらその時はお手柔らかに。『守矢イーグルスのキャプテン』」

松山は何も手出しも発言もできず、暴威を振るった幽香を見送るしかできなかった。



0ch BBS 2007-01-24